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第43話
「ぁ、ぅ……やだ、離して」
「教えてください先生、でしょ? 可愛く言ってごらん」
「こ、の……変態エロオヤジ……っ」
「……へーえ。じゃあその名に見合うように、変態でエローい先生にならないとね」
そう言って指を抜くと玉が十個ほど連なっている棒を手に取る。最初の玉がどことなく男性器を模したような形になっていて、リモコンのような物もついていた。
「このアナルビーズ、電動なんだよ。純も気に入ってくれると思うなあ」
そう言って、その先端を蕾に押し当てる。
「や、やめ――」
「まずは口の利き方に対しての罰」
「あっ……っ」
一つ目の男性器に似た形のを容赦なく入れられる。そして、休む間もなく、二つ目の玉を押し当てられた。
「反抗してきた罰」
「くぅ、っ」
「それから間違った分の罰」
問題集を捲って一つ一つ解答欄を確認しながら間違った分だけ入れていく。
「あっあぁ、やめ、やぁああ」
最後の玉が中に入ると、正和さんに抱かれている時よりも奥に当たって少し痛みを感じた。
「んー、これじゃあ間違いの分は足りないねー」
玉を全て入れ終えた彼は、ローターに手を伸ばす。それをペニスの先端につけると、リボンで縛って固定してしまった。
後ろに入れられてるだけだって、少し動くだけで中を刺激して辛いのに、ローターを動かされてしまったら……と思うと泣きたくなる。
「ぁ、やだ……正和さんやだ、とって」
「今更純のお願いは聞けないよ」
「やだ、正和さん……ごめんなさい」
半泣きで彼にやめてくれるよう訴えかけるが、無情にもローターのスイッチを入れられてしまう。
「あっあぁん……はぁっ、ん」
「正和さんじゃなくて先生でしょ?」
「あうう……先生っ、正和せんせっ……とめて、とめ、てっ」
頭を左右に振って、刺激から逃げるように腰をくねらせる。すると中の球体がずれて、イイトコロや奥深くが刺激されて、恐いくらい気持ちよかった。
「やぁ、あっ……せんせっ、とめ、て……っ」
「んー? 息が荒くてなんて言ってるかよくわかんないな~」
彼はクスッと笑って、わざとらしい口調で言う。
「ぁ、やだ……あっぁあ、すいっ、ち」
「スイッチ?……ああ、後ろも動かしてほしいの?」
「違っ……あぁあぁっ」
ローターをとめて欲しくて言ってるのに、中に入った玩具のスイッチまで入れられて、涙で視界がぼやける。
やめてくれる気配がなくて、どうしたらやめてくれるのか考えても分からなかった。
「変態でエロいおっさんに触られて感じちゃう純は相当な変態だよね」
「あっあぁん……っ、も、やめ……ひっ」
「奥の方って凄い気持ち良いでしょ? 振動強いのにしたらどうなるんだろうね」
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