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第101話 (正和視点)
何故だろう。昨日から無性に純のことを泣かせたい。素直で凄く良い子なのにそんな風に思うなんて本当最低。これだから変態って言われるんだろうね。
「あの薬はね、妊娠できるようになる薬なんだ」
「は? にんし……って何、考えて……」
「純が妊娠したらお祝いしなくちゃね」
「う、そ……」
うん、もちろん嘘。男が妊娠できる薬なんてない。さすがにそれは無理。
でも、以前も猫耳と尻尾の生える薬を経験してるからすぐに信じるだろうね。
(嫌がる純に無理やり中出ししたい)
「妊娠、なんて……そんなわけ……」
「さすがに穴は増えないけどね、中で腸の横に子宮ができるんだよ」
適当な事を言って純を押し倒し、ズボンを脱がせて指で蕾を撫でてやると、過剰なくらい反応して体をビクつかせた。
「ぃ、いやっ……やめてっ!」
「可愛い」
「だめ、だめだってばっ!」
蕾にゆっくり指を入れると泣きそうな顔をしてダメだと言う。必死に抵抗してきて可愛いなーなんて思ってたら、危うく顔面に蹴りを食らう所だった。
ハジメテの時も思ったけど本気で抵抗してくると結構強いんだよね、この子。
(ん~、嫌がる純を犯したいけど、そんなに嫌がられるとさすがに傷つくなあ)
寝返りを打とうとした純の上に跨がって、足の動きを封じ、それぞれの手首を握って純の頭の横で押さえつける。
これも床ドンになるのかなあ、なんて呑気に考えながら純の潤んだ瞳を見た。涙をいっぱいに溜め込んでいて凄い可愛い。
「俺の子なのに嬉しくないの?」
「そう言う問題じゃっ」
(ま、そう言う問題じゃないよね)
思わずクスッと笑ってしまう。
「純が妊娠してお腹が出てきたら……同級生はどう思うだろうね?」
「や、やめ、いやだ! だめ、だめっ」
抵抗する純の両手を一纏めにして押さえつける。再び蕾に指を入れると、体を捩って俺を拒んだ。
「や……せめて卒業してからっ、正和さんっ」
(卒業してから……ね。可愛いなあ)
指でイイトコロを刺激してやると体をビクッと震わせて甘い声をあげる。そのまま薄桃色の可愛い乳首を舌で舐めると、眉を顰めながらも感じている顔が見て取れた。
どうしたら良いか分からない、とでも言うような困った顔をして、溜めていた涙をポロポロ零す。やはり、泣いてる顔はたまらなく可愛い。
「は、ぁ……だめ、だめ」
「気持ちいい?」
「やだ、や……っ、はぁ、ん」
指を二本、三本と増やしていくと、純は気持ちよさそうに蕩けた顔をして抵抗も弱まった。けれど、嫌がってくれなきゃ面白くない。今日は嫌だと泣き喚く純を抱きたいのだ。
だけど、あまり痛がる事はしたくない。
「あっ、はぁ……や、正和さっ」
どうしようかなあ、と考えながら純の後ろをほぐす。
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