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第178話 (正和視点)

 俺のを咥えながら手握られて嬉しくてイっちゃうとか、どんだけ俺のこと好きなの。 (可愛すぎ……)  冷たい態度をとった後に優しくすると大抵の子は凄く喜ぶ。それはいつもよりも優しく感じるから至極当然のこと。  経験上、M要素が強ければ強い程、その時の喜びも増すようだ。だけど、いつもよりちょっと冷たくして、少し優しくしただけであんなに可愛くなっちゃうのは純が初めて。  仕事やプライベートでそれなりにたくさんの子を見てきたが、ここまで素質のある子は見た事がない。  それはただのプレイではなく、俺のことが大好きだからなんだろうか。俺を信頼して身を委ねてくれているのが分かる。そんな純が可愛くてどこまでやってくれるのか試したくなってくる。  苦悶の表情で自分の精液を舐めとる様はたまらなくゾクゾクした。  俺より先にイってしまった純にはどんな罰を与えよう。縄にしようか、鞭にしようか。  縄はこの間使ったから鞭でも使ってみようか。なんなら鞭で打った後、縛ってもいい。 (ああ、蝋燭もいいな)  そんな事を考えながら黒い箱を取り出して、綺麗に並べられた数種類の鞭の中から一つを取り出す。

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