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第261話
* * *
「は、ぁ……も、勉強、やだ」
「やだってまだ全然進んでないよ? 教えてあげてるんだから早く解いて」
早く解くように言ってくるが、そうできないようにしているのは正和さんだ。
丸い球がたくさんついたアナルビーズを入れられて、くるくる回転させたり時折抜くような素振りをみせる。前にはゴムの輪っかをつけられて射精できないようにされ、胸には乳首ローターとかいう丸いカップ型のローターをつけられた。
こんな事なら勉強するなんて言わなければ良かったと後悔しても遅い。
「純~、教えてもらってるのに態度悪いんじゃない?」
「あっぁ、やめ、あうう……っ」
中の物を揺さぶるように回転させられて体がピクピク震えた。イけそうでイけない中途半端な刺激に悶える。後ろに入れられた物が一気に抜かれたら……と思うと怖い。
態度が悪いと言われてもそもそも全裸で勉強すること自体がおかしいじゃないか。なんて思っても言えないけれど、早くこの時間が終わって欲しい。
「も、やだ……あっ、やだぁ……っ」
「ふーん。一問も解けてないけど?」
そう言って、アナルビーズを一気に引く。
「あぁぁっ……はぁ、っあっぁ」
目の前が真っ白になり、体がビクビクと震えた。それなのに今抜いたばかりのいくつもの球が再び中に入ってきて、ドライでイき続ける。
「ごめん、なさっ、やだ、もうやだっ……っ」
射精する事を許されず、ビクビクと震えてイき続けているのに、正和さんは容赦なく再び一気に引き抜いた。
「あっぁぁ、や、ゆるし……逃げたくて、べんきょ、なんて、いって、ごめんなさいぃ」
「なーに? 俺から逃げたくて勉強するって言ったの?」
「ごめ、なさい、あぁっ、ぅ」
「そう……じゃあやりたくない勉強しても仕方ないね」
そう言って引き抜いたばかりの玩具を床に置く。安心したのも束の間、彼は二つのローターを手に取った。
「純の中にいくつ入るかなぁ、これ」
「っ……!」
首を左右に振ると、楽しそうに目を細めて「いくつだと思う?」なんて聞いてくる。
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