2 / 5
第2話
ローションを手にとって、恐る恐る蕾をつつく。ツプンとゆっくり指を侵入させて、正和さんに見せつけるように足を開けば、彼は目をスーッと細めた。俺を見て興奮しているのだと悟ったら、俄然やる気が湧いてくる。
「ん、はぁ、ぁ……あう」
シャワーを浴びた時に軽く解してきたから、二本目の指もすんなり入って、内壁が期待に震えた。
「はぁっん、ぁっ、ぁっ」
正和さんを受け入れられるまでに解れると、誘惑するように蕾がヒクヒクして、中がいやらしくうねる。
指だけでもこんなに感じてしまって、彼のものを受け入れたら動けるのかどうかも怪しい。それなのに、そのまま彼をいかせるだなんて、本当にできるんだろうか。
「可愛い」
いつの間にか服を脱ぎ終わっていた彼が、チュッと頬にキスを落としてベッドに横になる。
緊張しながら正和さんの男根に片手を添えて跨がるが、彼のものは大きくて、なかなか入れることができない。
「あ、れ……」
焦って入れ直そうとすれば、尚更うまくいかなくて泣きたくなってくる。
「息吐きながらゆっくり入れてごらん」
そう言って、優しく腰を支えてくれる彼の言うとおり、ゆっくりと腰を落とす。
「はっ、あぁん」
彼が支えてくれたおかげもあって、ぐちゅっといやらしい音をたてながら簡単に全部のみ込めた。
ともだちにシェアしよう!