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俺が俺でなくなる みずえside
でも私がいるときにみんなが来ることはなかった
私がいないときに限って訪ねてきていたと繁さんに聞いた
こんなにタイミングが合わないなんて…おかしい…
繁さんがそうしてる?まさか…そんなことまでできるのかしら…
でも…
だったら…私が会いに行こう…何を言われるかわからない…会ってもくれないかもしれないけれど…
急いで準備をして出掛けた。
今日は繁さんは家にいるからさなえと交わり外には出ないはずだし…
そう思いさなえが暮らした家の前まで来た
なのに…
「みずえ何してるの?」
「繁さん…」
「何してるの?」
「お散歩…よ」
「へぇ。帰るよ」
どうしてこんなにうまくいかないのかしら…さなえ…ごめんね
「みずえさん!!」
振り返ろうとするのを繁さんが無理矢理に車へ押し込んだ
どこに私は連れていかれてしまうのだろう…
ついた場所はどこかの事務所のような場所
「みずえ…おしおきね」
「繁さん…」
「みんなお待たせ。好きに遊んで良いよ。もうこいつ俺は要らないから」
多数の男に私は辱しめられた。
鎖に繋がれ閉じ込められてしまった…
代わる代わるやってくる男たち…
どうして…うまくいかないの…
さなえ…無事でいて…
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