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新しいバイト仲間

「ねぇさなえ」 「はい」 「あのね。今度から1人入ってもらうことになったんだけどお前教育係してくんない?」 「え?俺が?」 「あぁ。」 「できるかわからないけど…わかりました」 「おはようございます」 「おっし来たか。おはよ。美空」 「おはようございます」 「えと…」 「美空。今日からさなえについて色々教えてもらって」 「はい。よろしくお願いします」 水無月 美空さんは俺より1つ年上。小柄で可愛らしくて構いたくなるような人だった 以前からここへは来ていたので顔は知っている。ここのケーキが大好きでいつも幸せそうに頬張る姿は見ていて幸せになる 彼は手際よく俺が教えられることなんて何もなくて。 ただ共通の好きなものが結構あって仲良くなれた。 そうして約半年。 時間がたつのなんてあっという間で最近は茜は勉強が忙しくてバイトにはなかなか入れない 美空さんは高校卒業後そのままここで社員になった。 俺は正社員の話も出たけれどそのままバイトでいられるようにお願いした。 俺も認定試験受けるための準備も必要だったから 「さなえくん」 「どうしました?美空さん」 「あのさ…」 「はい。」 「今度の休み暇?」 「暇っちゃ暇ですけど」 「ちょっと付き合ってほしいところがあるんだけど」 「いいですよ」 「ありがとう」 半年間ずっと一緒だったのに二人で何かすることなんて無かったので楽しみ…

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