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玄関の扉が開いた瞬間からあの独特の臭いが充満してた へらへら笑っている目の前の奴に連れられ藍の部屋にはいる 白濁で汚れ涙でぐちゃぐちゃになっている御木本が先に目にはいる。 どう見ても同意ではない。 その奥では小柄な藍を組み敷き腰を激しく動かす男、 御木本同様涙や鼻水などでぐちゃぐちゃになっている あまりの光景に血が上る。 藍瑠の上に股がる男を思い切り殴り飛ばした。 「蒼?お前何やってんだよ…」 「テメーに言われたくねぇ」 続け様に隣にいた男を蹴り飛ばした 「てめーら!!わかってんだろうな!!同じ目に合わせてやる。親父聞いてんだろ」 親父と通話したままにしていたしオートロックがかかってしまわないよう内鍵を外に出していたので親父がやってきた 「…さてと…置かれてる立場わかるよね?」 親父の冷笑…これは俺でも動けなくなる…それだけの威圧感がある。 親父は華奢に見えるが俺なんかより力が強い。 俺が殴り飛ばした奴を肩に担ぎもう一人を引きずる。 「あとはやっとくから。お前は二人を」 「わかった」 流石に二人同時は無理なので藍の体を一先ず拭ってやる。 意識を手放している藍を幸い使われていなかったベッドへ運び布団をかけ御木本に向き直る。

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