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藍がいつもとは違う笑顔で俺たちの目の前を圭を連れて横切る。 「藍…」 呼んだけど藍は振り返らなかった。 「蒼?」 「ん?」 「藍追いかけなくていい?本当にいい?」 「何それ。圭がいるんだから大丈夫でしょ?」 「でも…」 「瑞季…」 周りがいるのもお構いなしに瑞季に口付ける。瑞季は顔を真っ赤にした。可愛い… 「もう!蒼!ここ…教室!」 「あはっ。ごめんごめん」 「うーわ!バカップル…意外だなぁ。蒼」 「そう?」 「御木可愛いんだけど…」 「だぁめ!瑞季はあげない」 瑞季を抱き締め回りを牽制した 「とらねぇよ。お前に勝てるわけねぇだろ」 わいわいいっている内に時間は過ぎ担任の来る直前二人は戻ってきた。 藍へ抱いたこの気持ちは見なかったことにして1日が始まる

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