228 / 356
35
夕燈side
「ごめんね、いきなり。蒼の彼氏さんだからずっと話してみたかったんだぁ。綺麗だねぇ」
「いえ…」
「緊張してる?」
「はい」
「ねぇ。単刀直入に言っちゃうね。もう他人に触られても平気でしょ?」
十夜が少しずつ触れていたけれど全く怯えてなかった。
確かに始めのうちは怯え叫び取り乱してた。でも蒼がこの1年ほど側にいたことで少しずつ恐怖は薄れていた。
ともだちにシェアしよう!
fujossyは18歳以上の方を対象とした、無料のBL作品投稿サイトです。
228 / 356
ともだちにシェアしよう!