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「それ…いつの話?」
「十日くらい前…お前たちに会っていいのかわかんなかったから…時間かかって…」
見掛けた場所を聞き住所を調べあげ向かうことにした。
会ってくれるのかわからない…でも…少しでいい…姿がみたい…
「一人で…平気?」
「うん。大丈夫。すぐチケットとって向かう。佐藤。ありがとう」
思ってもいなかったところからの情報提供に疑念はあったが今はどんな情報にでも縋りたい…
完全に見失っていた俺たちには嬉しいような複雑な気持ちだった
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