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真琴side 「ふぅ~」 「お疲れ様。ミサト」 「もう!俺すっげーヤな奴になっちゃったじゃん!!」 「麗ちゃんよかったろ?」 「あぁ…すげー気持ち良かった。めっちゃ可愛かった」 「あの子はねわがまま言わない子だと思うんだ。沢山のこと我慢し続けたんだろうな…真っ直ぐで…融通きかなくて…」 「真琴が惚れるのもわかるけどさ…結構しんどいな…あれだけ過去に縛られちゃってる…あの目を見ちゃうと…」 「ねぇ。佐藤くん」 「はい」 「ごめんね…君のこと利用しちゃうけど…このこと…木築くんに知らせてくれる?」 「でも…俺…あいつらに2度と会いたくないって…言われてて…」 「うん…君がしたこと考えると…そうだね。でも…だから…頑張ってくれないかな?」 佐藤くんは今回仕事でこっちに来てた。中央支店の若きホープで入社直後から常に業績はトップだ。 ずっと気になっていて今回こちらに呼んだのだがたまたま麗ちゃんの旧友だと知った。 わかってからミサトに調べさせたら…まぁ…最低なことをしたということがわかった。 でも彼があの事をかなり後悔していることを知った。 彼は根は悪い子じゃない。ただ少しだけ間違ってしまっただけ… ミサトの調べによると被害にあった相手である御木本くんはすでに彼を許し出来るならまた昔のように仲良くしたいと思っていると言うこともわかった。 だからそのきっかけになればいいと思った… あとは佐藤くんがどうするか…

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