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何でお前なんか…4

「真琴さん…真琴さん…ずっと…こうしたかった…あなたを思って何度果てたことか…誰かを抱く度どれだけあなたの姿を重ねてきたか…あぁ…真琴さん…真琴さん」 「んんっ…あっ」 男の手が口が舌が…身体中を這い回る もう何度達したんだろう…あんなに…ミサトの中に吐き出してきたのに…何故こんなにも猛るのか… 「真琴さん…もう…あなたに入りたい…」 そういうと一気に奥まで己の猛りを埋め込む 「うっあぁぁぁぁ!!!」 「はぁ…いい声…」 男は獣のように俺の中を激しく行き来しながら声をあげる 「んあっ!あっ!真琴さん!あっ…気持ちいい…あなたが私をぎゅうぎゅうと締め付けて離さない…はぁんっ…いいっ…」 俺はもう喘ぐことしかできなくなっていた。気持ちいい…もっと…もっと…刺激が欲しい… あぁ…このまま…麗ちゃんを忘れさせて 「もっと…欲しい…あっ…奥に…奥に頂戴!あんっ…」 なにかが大きな音を立て壊れた気がした…俺は自らこの男に懇願し…自ら腰を動かした… 「あぁっ…もっとぉ…犯して…」 「はぁはぁ…犯してあげる…沢山沢山犯してあげる…俺の子を孕んじゃうくらいに…いくらでもあげるっあっ…真琴っ…真琴っ…俺の真琴っ…」 「ああっ…」 「…あぁ…真琴…やっと…捕まえた…」 何度も何度も一緒に果て…それでも熱は収まってくれない。 「はぁ…はぁ…ダメ…まだ足りない…真琴…一緒に来て」 その頃にはもう俺はくたくたで動けなくなっていた 「…」 声すら出ない…あれ?…何していたんだっけ… 少しずつ霞掛かる意識の中…俺を呼ぶ柔らかい声が響いた気がして… そして…暗闇に包まれた…

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