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何でお前なんか…6
ミサトside
真琴から連絡が来た。
今日の打ち合わせの相手と食事に行くらしい…
いつものことなのだが…普通のことなのだが…
だめだ…今日の相手は…真琴を特別な目で見ているやつだから…
会社は大きく実績もあげ評判もいいし社長の手腕はよく知っている
でもそれは全て真琴を手にするためあらゆる努力を重ねてきた故手にしたもの…真琴を手にいれるためなら手段は選ばないはずだ…
真琴は気付いてないんだ…あの忌ま忌ましい過去の中の登場人物だってこと…
だめだ…急がなきゃ…
気持ちばかりが焦る。真琴に朝まで散々抱かれた体はいうことを聞いてくれない…
お願いだから…いうことを聞いて…
「もしもし!!前園さん?社長は?」
『先程出られました』
「そう。わかった」
『何かありましたか?』
「いや…何でもないよ。どのくらい経ってる?」
オフィスにいた社員によれば出て既に30分ほど経っていた
「真琴…もしもし。飛鳥さん」
『ミサト。どした?』
「真琴が…やばいかもしれない…手伝って」
飛鳥さんに来てもらい目ぼしい場所をあたる…
ある料亭の前に俺たちは来ていた。
やはり…この場所か…
…でも時既に遅し…真琴と男はもう店を後にしていた
どこだ…真琴…
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