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何でお前なんか…7

ミサトside 「飛鳥さん!竜胆出版の社長わかる?顧客にいない?」 「ある…竜胆 凩…真琴に似たキャストを好んで選んでいた…」 「出張の方?店の方?」 「どちらもだが…自宅ならわかる」 「どこ?連れてって!!」 そこは高いマンションの一室。 このマンションの所有者は…竜胆… まだ体は重いがそんなこと言っている暇はない。急がなきゃ… うまいこと言って管理人に部屋を開けさせた。 中に入ると奥から明かりが漏れていた。 思い切りドアを開け放つ 「真琴!!」 男は振り返る。男の様子がおかしい 「貴様…真琴から手を離せ!!」 「よかった…ミサトさん。真琴さんの様子がおかしいんだ」 「え?」 「嫌!!」 男にすがり付き泣きわめく真琴…この姿は知ってる…何で… 男はまだこの状況に混乱している… 「あんたは…まだ思い出してないんだね…よかった…」 「え?」 「取り敢えずそこどいて!」 おとなしく従おうとする男だが真琴が彼から手を離そうとしない… 「真琴!真琴!しっかりしろ!俺だ!ミサトだ!!くそっ」 無理矢理に男を退かし真琴を押し倒す 真琴は男の白濁と己の白濁とで汚れていた。 「嫌!!嫌!!やめて!!捨てないで!行きたくない…外は怖いよ!!」 「真琴!俺を見ろ!真琴!」 泣きわめく真琴の口を己の口で塞ぐ。暫くは激しく抵抗をしていたが次第におとなしくなる 「真琴…大丈夫…俺だから…もう…お前のご主人様はいないから…ねぇ…真琴…俺を見て…」 「み…さと…」 「うん。おはよ。真琴。帰ろ? ねぇ。竜胆さん。風呂だけ貸して?」 そういい振り返るとガタガタと震え怯えている塊… 「っ…うあ…あぁぁぁぁ!!!」 壊れたように大声をあげる 「ちっ…あんたまで…」 思い出してしまったんだ… 「こっちは俺に任せて。ミサトは真琴をお願い」 一緒にきていた飛鳥さんに男の方は任せ風呂へ真琴を運び大量に真琴の中に放出された男の欲望を掻き出していく 小さく喘ぐ真琴を慎重に清めながらキスをした 「真琴…もう大丈夫?怖くない?」 「ミサト…俺…思い出して…」 「うん…大丈夫だからね」

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