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緋色side
体中白濁で汚された萌葱の姿
堪らなく綺麗だ…
止めないと…でも…もっと汚され乱れ狂う萌葱がみたい…
萌葱の中に楔が打ち込まれたら萌葱はどんな声をあげる?
俺から見られながら好きでもない男に貫かれたら?
激しく律動されたら?
嫉妬と欲情で体が熱く高ぶる。先を想像したら軽くイってしまった
あぁ…萌葱の中を俺のこれで貫きたい…激しく腰を振りたい…
萌葱と繋がりたい。想像だけでまた高度を増す自分自身。
そんな俺に声がかかった
「やっぱさぁ。…後ろ触るの抵抗あるなぁ…あぁ!そっかぁ!緋色がやればいいんじゃねぇ?ほらぁ。俺たちが入れられるように萌葱のここ解してよぉ。緋色」
「え…」
思わぬ幸運!体の中の血液が荒れ狂う。
初めては俺が貰える!誰にも触られたことのない萌葱の中を!
「ほら。早くしろよ」
断る理由なんてない。こいつらに萌葱の初めてをやるよりずっとずっといい。恐らく俺の顔はにやけているはずだ…
この時俺はこいつらに見つかったことを密かに喜んでいた。家族のことなんて考えてなかった
「…ひ…いろ?…」
俺がどこかおかしいことに萌葱だけが気がついてる…それだけでイきそう…最高だ!笑いが漏れそうになるのを必死に堪えながら萌葱だけ見詰めて歩みを進めようと立ち上がったとき突如男が俺の中心部に触れた
「うわぁ。緋色…前グショグショ…萌葱の姿見てるだけでこんなに濡らしちゃったのぉ?」
突然のことに声が上がった
「やっ…あっ…!」
「あはっ!お前ら揃って変態じゃん!」
萌葱に見られているのに甘い声をあげた自分。それでも必死に俺を守ろうとする萌葱にさらに昂る
「緋色に触るな!」
「はいはい。緋色ほら早くそれ萌葱にぶちこみたいでしょ?早くやってよ」
「ごめんね…萌葱…」
この時はこいつらに感謝した。
ごめんねと口では告げてもきっと本当に悪いとは俺は感じてない
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