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その日から毎日のように呼び出されては体を開く。 みんな俺の体に夢中になっていたようだった。 いつしか緋色が呼ばれないことも増えていった。 そんな日々の中ある日俺を犯しながら緑が表情を変えた 「萌葱…好きだ」 「は?何て…?」 「お前のことが好きだ…ずっと…好きだった」 「何いってるの?」 「男同士だからって…これまで耐えてきたけれどもう…嫌だ…お前のことを俺だけのにしたい…」 「散々な目に合わせといてはいそうですかってなると思ってんのか?」 「思わないね」 「ふざけたこと言ってないで早くいけよ」 「いやだ。お前の中にまだいたい…」 「俺は早く帰りたい。部活で疲れてんだよ。早くしろ」 「萌葱…っん…」 その日から緑は一番最後に俺を抱くようになった。 いつもはトマリの次ばかりだったけど。 これまでとは違ってとても優しく労るように抱いてくれるようになった。 だから他のやつらに散々酷くされた後の甘い時間は俺が安らげる時間になっていった。 それでも俺は緑の気持ちに答えてやることは出来ない。やっぱり緋色が好きだから…

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