「従兄弟…とはな…」 「そしてゆりちゃんのあの違い…怖い…」 「何か…もう、何か…わかんないけど…凄かった…」 「絶対に守るからね！さなえ」 「う…うん…」 「さっきエッチな声出してたから今日はおしおきね」 「いやっ。あれは不可抗力だろ」 「茜…あまりさなえを苛めてやるな…離れられちゃうぞ」 「…それは…やだ…」 「んならさ"さっきのこと家に帰って同じこと優しくしてやれば？おしおきじゃなくてさ"」 「何二人で内緒話してるの？」 「さなえ…やきもち？」 「っ…違うっ」 「ふふっ…可愛い…」 「お前たちはさ…何か…うん…勝手にしてくれ…」 権堂side 「五月女せんせ。何のよう？」 「ん？わかってるでしょ？」 「ここ。学校」 「そうだよ」 「はぁ…」 「恒久…お願い…」 「わかった…」 ゆりかは以前付き合っていた人にDVを受けてきた。 回りから見ればそんなこと微塵と感じさせない温和な人で誰もゆりかからのSOSに気付かなかった。 それは本当に偶然だった…