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運命の日
「ねぇ…茜…俺…何してた?」
「え?」
「起きて茜が戻るまでの記憶が抜けてて…」
「疲れて半分寝てたんじゃない?精神的なもの。俺との関係反対されたらどうしようって考えすぎてとか?さなえは俺のこと大好きなんだね」
「ん…好き…大好き…」
「可愛い…」
「でもさ…それにしてもあまりにも最近は記憶が飛んでる気がする…」
「いつか思い出すんじゃない?忘れるってことはそんな大きなことじゃないんだよ」
「そうなのかなぁ…」
「うん。何にしても俺は離れる気ないから覚悟してね?」
「うん」
今日はこの後葵さんの元へ行く…
うまくいきますように…
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