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文化祭2日目 新山side

日曜朝。理実から連絡が来た。 10:30頃行くから わかった。と一言だけ返事をし学校へ向かった。 「おはよ。」 「おぅ。おはよ。北時」 何でもない挨拶が嬉しいんだからまだ好きなのだろう… 俺は午前中は当番になっている。 休憩に入れるのが11;00。そう伝えていたのだけど色々見たいからということで1人でぶらぶらするため早めに来ると理実から聞いていた そんな理実から連絡が来た 『今会場になっていない校舎の三階の音楽室にいる。いいもの見せるからおいで』 いいもの?ていうより何であっちの校舎に理実は行ったのだろう。不思議に思い休憩になって再度メールの確認をするとまた違うのがきていてそこには添付ファイルがついていた。 何だろうと思い開くとそこには白濁の着いた綺麗な理実の掌。そして綺麗な形をしていて上を向きトロトロと涙を流す男のモノそして…目を潤ませ快感に身を委ねている北時の顔写真と甘い声をあげる動画が送られてきていた 血の気が引いていくのがわかったのと、同時に怒りが込み上げた すぐに音楽室へ向かった。途中木築のクラスの前を通ったが人が多すぎて木築に伝えられない。 そのまま通り過ぎ辿り着いた音楽室の椅子にだらりと腰を掛けて腕を拘束されている北時とそれを弄ぶ理実。 思わず声を荒らげた 「お前!何やってんだ!!」 「あれぇ?先に手出したから怒っちゃったの?悠祐。お前もさなえちゃん好きだったもんね?仕方ないなぁ…お前にも触らせてあげる。すごぉく可愛く啼くんだよ。さなえちゃん。ほらぁ。おいでよ…」 悪びれもなく笑う理実に恐怖さえ覚えた 「何考えてんだ!理実!こんなこと…」 理実をこちらへ引き倒す。馬乗りになっている俺の顔を面白そうにみている理実。そして忘れたかった過去…好きな人には知られたくなかったことを理実は淡々と喋る 「やめてよ。悠祐。昔は良くやってたじゃん。好きな人の体の共有。今更何?」 「やめろ!」 「一緒にたっくさん楽しんだでしょ?」 「やめろよ!!」 「やだよ。さなえちゃんはどうしても欲しいんだから。俺無しではいられないくらいに俺に溺れて欲しい。こんなに欲しくなったのはさなえちゃんだけなんだよ?」 何か違和感を覚えた。あの日一度だけ見た北時に執着しようとしている理実がわからない。 「理実!いい加減にしろ!!」 怒りに任せ拳を綺麗な理実の顔に振り下ろした

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