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文化祭2日目 新山side
何度も拳を振り下ろしているけれど理実は終始微笑んでいた
大きくドアが開き木築と如月そして教師が雪崩れ込んできて俺は理実から剥がされ理実と共に指導室へ連れてこられた。
意識を失っているのか木築に抱き抱えられ立ち去る北時の姿を横目で見た
理実はやはり微笑んでいた
そして何故か俺の手をとった。
北時の姿をみて熱くなってしまった自分の体を抱き締める。
立ち上がりかけていた自分に嫌悪感が込み上げる…
欲しいと…一瞬…無理矢理でも…北時を欲しいと思ってしまった自分はあんなことをした理実を攻めることなんて出来る立場ではないことを思い知らされていた…
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