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第6話 EP1:愛引 個人検診

脚を閉じない様に固定バンドをされて、検診の為の特殊な椅子に開脚して座る僕……。 僕は全裸でそういう格好になり、目の前の同じく裸のハーモスさんを見ている。 ……そう。今日は僕が検診を受ける日なんだ。 僕担当の管理官のハーモスさんは僕の中を検診する為にいつもゴムを使って、彼特製の潤滑油をたっぷり塗って挿入してくれる。 この潤滑油はハーモスさん個人がこの施設内で研究、開発しているもので、市場には売られてない物なんだって。 「それじゃ、始めるか」 「……はい……」 一本、二本……少し慣らされてから、三本目……。 ぐちゃぐちゃといっぱい掻き回される度に粘性の水音が生まれる。 僕を翻弄してくるハーモスさんの指を、僕は内壁できゅうきゅう縋り付く。 「ん、ん……んぅ……」 「アナルでの指しゃぶり上手くなったな、ミトナ」 ぐちゅぐちゅとアナルを弄りながら、優しい声を掛けてくれた。 僕はその行為に羞恥を覚えながら耐えてる。こ、これでも恥ずかしいんだよ……! それに僕のペニスはもうアナル検診で完全に勃起しちゃった……。 でも、ハーモスさんはそこは弄らないで次の行動に移った。 「それじゃ、ペニスをしゃぶるのはどうかな? 入れるね……」 ―……ぷにゅ……にゅ、にゅる……にゅにゅにゅ……ぐぷぅ…… 「ふぁぁ、ぁ、っ……ミチミチ……っ!」 対面で開脚状態でハーモスさんの三本の指で弄られたアナルは、潤滑油で濡れ滑る彼のペニスを素直に飲んでく。 僕にそうしながらハーモスさんは「"きゅ"ってアナルを締めて」や「腰、自分で動かして」等、僕に指示してくる。 定期検診だからね。僕は頑張ってこなそうと、彼のペニス相手に指示を遂行する。 そして僕は、ハーモスさんのペニスが僕を挿し抜く毎に、どんどん熱くなって、最近は気持ち良さに頭が直ぐ蕩けてくるんだ……。 「ミトナ……どうかな?」 「んぁ、あ、きもち、いっ……」 「イイんだ?」 「ぃ、っ、いい、です……! ひ……ぃも……っ、ち、いいよぉっ……」 「僕のペニス、好きかな?」 「すきぃっ……!」 「そうか……。ふふ……可愛い。ほら、ご褒美……」 「ああン! 深い……ふかいよぉっ」 僕がグズグズに蕩けるのを見計らって、ハーモスさんは僕の一番奥をペニスで"ぐちゅぐちゅ"にする。 前立腺もゴリゴリ苛められて、最近はお尻だけでイかされちゃうんだ。 だから、ハーモスさんは僕のペニスを弄らなくなった……。 「んぁ、あ、ああん! あ、あ、あっ……!! イ、イク……! イっ……」 ―びゅる! びゅるるる……!! 「ああ、今回も後ろだけでイったね……」 ハーモスさんの前で、僕は今回もペニスから噴水の様に白濁を激しく吹き出した。 「今度、第三騎士団がここに来るからね。アナルを念入りに"検診"しようか?」 「……は、は……ぁい、念入り検診、お願いします……」 そう僕に言いながら、ハーモスさんは挿入したまま僕の下肢を揺すってきた。 僕はそのジンジンとした刺激に、彼のペニスを"きゅぅう"と締めた。 「ふぁ、ぁ、あ、あ、ぁっ」 「ふふ……気持ち良いかな? ミトナ?」 「ん、はぁっ……はぁ……。ひもちっ、いぃれふぅう……! きもひ、いっ!」 「相変わらず呂律が可愛くなってきたね」 「らって、はーもしゅさんの、僕、すきぃ。もっと……ほしぃ……」 ああ、頭と身体が熱い……熱いよぉ……。 最近、ハーモスさんの検診を受けると、必ず不思議とこう乱れちゃう……。 これは僕だけじゃなくて、最近……数人、僕と同じ風になるオメガの子がいるんだ。 その中で一番感じちゃう"リュン"は検診中にいつも派手に潮吹きとお漏らししちゃうのを悩んでいて、僕……震えながら相談されたけど、上手く答えが出ない。 僕もいつかそうなっちゃいそうだから、怖くはあるんだけど……。 ハーモスさんは対面でお漏らしとかしても怒らないで笑顔で処理してくれるのがまだ救いだって、泣きながらだけどリュンが言ってた。 でも、最近の定期検診で万が一に備えて対策を考えるから、って『映像記録』されたって……。 挿入されながらのイった時の潮吹きと、お漏らし……。 確かに治療中に……は、ちょっと……だよね? 何となく……。 でも、リュンは普段の治療中は"そうならない"で、ハーモスさんの検診の時に"なっちゃう"んだって。 まぁ、発情治療中は"排泄行為"が抑えられるから、お漏らしは無くなると思うけど、潮吹きはあるからね。 考えてみると、潮吹きって、もしかして"治療薬をぶちまけている"状態なのかな? ……そう考えると、対策した方がイイかも……。 後でハーモスさんに検査を受けてる子を集めて、僕達でも対策考え…… ―……ぐにゅ……ぐにぐに! 「……ミトナ、何か考え事かな?」 「んぁう!」 「ほら、乳首検診をするよ」 やや咎める声のハーモスさんに、乳首をプックリ真っ赤にされて……僕……。 検診中、僕……乳首でイっちゃった……。 「んぁ、あ、やぁっ……!?」 乳首を"きゅぅう!"って指で潰されて、僕のペニスからドクドクって射精が起こったんだ。 そしたら今度は抓み伸ばされて、不思議な痛た気持ち良さの疼く痺れに射精量が上がった。 するとハーモスさんが「良い子だ、ミトナ」と僕を褒めながら、伸ばした乳首の上面を指の腹で撫でられて、ぼく……ぼく……。 ―……これ、癖に、なりそう……!! 「ん、は、は、は……は……はぁ、はぁ……痛いのに、きもち、いい……よぉ……。ぁあん……もっと撫でて……」 「ふふ……完全に蕩けた淫乱な顔だな、ミトナ」 いん……らん? 「ぼく、いんらん、なの?」 「そうだなぁ……。淫乱なオメガ、かもしれないな。治療行為……でも、ペニス……好きだろ? 今までここに何本……いや、何十本喜んで咥えたんだ。ミトナがペニスを受け入れるのを嫌がるのを見たことが無いし、治療の後は満足そうな笑顔でいるだろ?」 「ち、治療は大事なお仕事だもん! それに……みんな、優しくペニスを僕にくれ……うよ……? それが嬉しいの、駄目? くれる人に喜んじゃうの、駄目?」 「……どんなペニスでも喜ぶのは淫乱な証拠だ」 う……。そ、そうなのかな……? それにしても。何だか今日は……ハーモスさんが意地悪? 乱れても……いや、今までこんな事……言われた事無い……。 「―……は、はーもしゅ、さん……が一番らよ?」 「ふふ……本当にそうかな?」 「ん。一番、気持ち良い……。僕の初めても優しくしてくれたもん……」 そう。僕は"薬"としての治療の仕方を教わる為に……ハーモスさんに抱かれたんだ……。 拗ねた様にハーモスさんに言えば、彼は緩い笑顔と共に僕の額に口付けを一つくれた。 それに…… ―……"身分をわきまえろ"、って事だよね? 今度相手にする騎士様に変な期待をしないで、"務めろ"って事が正解? 分かってるよ……。 ただ、"番"、っていう憧れが僕にもあるだけ……。 どうせ僕は、道具なオメガ、なんだ…… 「……ハーモス、しゃん……いっぱい動いて僕の中でイってぇ……? 僕の検診途中、だよね?」 僕は"きゅぅ"とアナルで彼のペニスを締め、甘える声で"続き"を強請った。 「……ねぇ?」 そうしないと、何だか涙が出てきそうで……更に甘えて潤んだ上目で彼に強請ったんだ。

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