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初めてのチュウは部長がいいです 3話

か、鍵ーっ! 手のひらにある小さな鍵が碧に大きな喜びをくれる。 「は、はい!ちゃんと諭吉とお留守番して待ってます」 嬉しくて顔がユルユルな碧。 ほにゃっと小さい子供が笑うみたいで可愛いと西島も釣られて笑う。 「うん。留守よろしくな」 頭をポンポンと軽く叩く。 へへっ、頭、ポンポンされた。 碧は心の中で喜ぶ。 あぁ、もう!いちゃ付くなら他所でやれよ!なんならベッド貸す! 神林はそう叫びたかった。 ◆◆◆◆◆◆ 「部長がつれないんです」 お握りを食べながら斉藤はため息をつく。 「食べながらため息つくって器用だね斉藤くんは」 同じくお握りを食べながら答える佐々木。 「西島部長って好きな人居るんですかね?」 「本人に聞いたら?」 「教えてくれないですもん」 いじけたような表情をする斉藤。 「西島と付き合いたいんだよね?」 「はい」 斉藤は迷わずに答える。 「男経験あるの?」 「ないです。女ならいっぱい食ったけど」 「へえ?どれくらい?」 「同期の女の子なら殆ど」 「じゃあ、竿姉妹が会社に沢山居るんだね。しかし、最近の娘は嫉妬とかしないの?」 「しない娘としかしませんもん。セックス大好きって女の子」 「なるほど。西島はそんな軽い奴嫌いだぞ?あいつ、顔のわりには真面目だから」 「あー、やっぱり、そうですか!」 斉藤はこの前言われた事を思い出し落ち込む。 「その点、碧ちゃんはドストライクだろうな」 ニヤつく佐々木。 「碧かあ、俺も可愛いって思うもんなあ。で、何でそんな事、聞くんですか?」 「斉藤くんはタチかネコか知りたいから」 「西島部長にはネコがいいんですけど、タチもしたいです」 「おっ、斉藤くん、タチとかネコとか分かるんだね」 「前に付き合った女の子が腐女子ってヤツだったから」 「あぁ、そうか。じゃあ、男にされるのは平気なんだ?」 佐々木は斉藤の股間に手を置くと、彼の中心部分をモミ始めた。 「さ、さき、部長‥‥‥」 斉藤は手を跳ね除けるとかはせずにされるがまま。 「あれ?嫌がらないの?」 「だって、気持ちいいのはすき‥‥‥」 斉藤は頬を紅潮させ、少し息が上がっている。 佐々木の手は慣れた手付きで斉藤を気持ち良くしていく。 「エロいね。エロい子は好きだよ」 佐々木の手は遠慮を知らないように、ファスナーを下ろして下着から斉藤のイチモツを取り出した。 下着の中で窮屈そうに大きくなっていた斉藤のイチモツは外の外気に触れ、刺激が欲しそうに先走りしている。 「舐めていい?」 「は‥‥い」 躊躇なく返事する斉藤の顔を見つめ、佐々木は、 「本当、斉藤くんはいいね」 微笑むと彼のを口に飲み込んだ。 好奇心からだった。 男にフェラされるのってどんなんだろう?って、そんな好奇心。 これが西島ならって考えたけども、佐々木のフェラが女よりも上手くて直ぐに快楽に落ちた。 西島部長も上手いかな? いや、俺が西島部長にしてあげたい! 「あふ‥‥‥ん、あっ‥‥‥」 舌が別の生き物みたいで、もうイキそうだった。 佐々木が喉の奥に咥えるように呑み込むと上下に頭ごと動かし出す。 「あん、あっ、うっ‥‥‥」 ドクンと身体が大きく仰け反り、イッてしまった。 俺って、早漏だっけ? そう思うくらいに早くイッてしまった斉藤。 ハアハアと息が上る。 佐々木は斉藤が出した精子を飲みこむと、顔を上げた。 「どうだった?」 「気持ち良かったです」 「そりや良かった。」 佐々木は斉藤のイチモツを下着の中へと戻す。 「また、やってあげるよ」 ニコッと笑う佐々木。 「はい」 素直に返事をする斉藤に佐々木は笑う。 純な子も好きだけどエロい子もいい。 佐々木は斉藤も気に入ってしまった。 ◆◆◆◆◆ 退勤時間、碧は早くにタイムカードを押し、スーパーへ直行した。 えへへ、部長に夕飯作るんだあ。 メニューは決めていた。 肉ジャガ。 西島が食べたいと言ってくれたのだ。 材料を選び、一度、自分の部屋に戻った。 着替えを持っておいで。 そう言われたのだ。 スウェットと、あとは‥‥‥ チラリと下着もみた。 下着もいるかな? そう考えたら、急に恥ずかしくなった。 きゃー、僕のエッチ! 下着とか!また泊まる気? で。でも、今夜はきっと、お風呂も‥‥‥‥ うひゃあー!ど、どうしよう! 色々と考えたら心臓がバクバクしてきた。 あぁ、僕の馬鹿! そんなつもりで部長は誘っていないでしょ! 自分に突っ込みを入れて碧は用意をする。

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