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僕の初めてを貰ってください。 8話

びくんっと身体が震えた。 「だ、だめ!さっき、おトイレにいったんです」 碧は慌てて西島の頭を押さえる。 だめ!と言われた西島は止める事なく口に入れたジュニアを舌先で愛撫する。 先端の割れ目が気持ち良いと西島も知っているからソコを中心に愛撫した。 ビリビリビリビリ、と身体中に電流が走る。 ゾクゾクと背中も震える。 先端を攻められ、「あああっん」と声を上げて碧の身体はのけぞる。 ゾクゾクが続く。 止めてと言いたいのに言えない。寧ろ続けて欲しいとさえ思ってしまう。 先端を執拗に攻める西島。 「やあ、ちひろさん、そこ……やあっ、」 ビクン、ビクンと身体が立て続けに震えて、まるでおしっこを我慢しているみたいな感覚。 おしっこでちゃう? 「や、ちひろさん、おしっこでちゃう……やっあっ」 思わず叫んだ。 そして、先端から出たのはおしっこではなく、白濁色の精液。 ドクンっと心臓が大きく動き、身体が小さく痙攣した。 「あっ………はあっ」 頭が真っ白になる。 力が抜ける中、荒い息を吐く碧。 西島は碧が出した液体を飲み込むと片足を持ち上げる。 持ち上げて見えるのは碧の小さく窄んだ後孔。 そこをマジマジと見るのは初めてだった。 少し赤くて、ソコに指を入れる事を躊躇しそうだ。 でも、ほぐさないと碧が辛いし、指よりも大きいモノを入れる事を考えたら…………… 赤面ものだ。 碧の初めてを自分が奪う。 性行為は初めてじゃないくせに碧とのセックスは怖い。 歯止めがきかなくなりそうだし、何より………碧を傷つけないか心配なのだ。 「痛い!ちひろさんなんて嫌い!」 突っ込んだ後にそんな事を言われたらどうしよう? 真面目に悩む西島である。 ハアハアと息を吐く碧はイッた余韻にまだ浸っていた。 すごく、すごーく、気持ち良かった。 でも、ふと、気づく。西島の口内にまた射精してしまった事。 そして、直にイッてしまった事。 何よりも、1番の反省は西島を癒してあげる為に裸にエプロンになったのに、気持ち良くしてもらった自分。 これじゃあ、だめ! 碧は身体を起こして西島を見た。 …………そして、みて、固まる。 「きゃー、ち、ちひろさんどこ見てるんですかあ!」 碧は片足を上げられた事にたった今気付き、西島の視線がおちんちんよりも少し下のお尻の孔にある。 恥ずかしいから手でソコを隠そうと指を持っていくが逆にエロくなっているのには気づかない。 指でオナニーをする見たいに西島には映る。 あ、碧……大胆な! 鼻血が出そうだ。 「碧……そのまま、自分でしてごらん」 つい、言ってしまった。 「えっ?何をですか?」 急なお願いに碧はきょとん。 「そこに指を入れてごらん」 指?えっ?どこ? 戸惑う碧の指を西島が案内するかのように小さい孔へと碧自身の指を入れた。 「あっ……」 驚いて声がでる。 「痛い?」 声を出す碧に心配そうに聞く西島。 痛くはない。でも、「ゆび……入りにくいです」素直に答えてしまった。 だって、滑らないから入りにくい。 素直な感想だけど、自分が大胆な事を言った事に気づかない碧。 西島は碧の指を掴み、自分の唇まで持っていき唾液をつける為に舐める。 「あ、だ、だめ!」 お尻の孔を触った指を舐められた。 今日はまだうんちはしてないけど、孔からはウンチが出てくる。 汚いです!! そう言いたい。 さっきみたいにダメと言いたいのに言えない。 自分の指を舐める西島が妙にエロくて、ゾクゾクしたのだ。 見惚れてしまった。

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