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僕の初めてを貰ってください。 10話

ソフトクリームを舐めるように……よく、フェラする時に使われる表現。 碧の仕草がまさにそれ。 ペロペロと可愛い苺みたいな舌をチョロチョロと出して舐める。 その姿だけで興奮する。 どうしよう……すごく、気持ちいい。 まだ先っぽだけしか舐めて貰ってないのに、こんなに気持ち良くなるなんて。 思わず碧の頭を撫でる。 碧を見下ろして、全体を見るとまた興奮しそうだった。 背中からのラインで可愛いお尻が丸見え。 クロスしたリボンも本当にエロい。 「あおい……」 何度も名前を呼んで興奮を高めた。 あおい……名前を呼ばれる度に碧は嬉しかった。 西島が感じているのが分かるから。 ちひろさん、感じてくれて僕、嬉しいです。 もっと、もっと、感じてください。 碧は先っぽから竿へと舌で舐めていく。 袋の近くが気持ちいいし、裏側もちゃんと舐めろよ。と斉藤にアドバイスされたのを思い出す。 手で西島のチンコを持ち上げて裏側を丁寧に舐めていく。 おわっ!碧!どこで覚えたー! 「くっ……」 茎の裏側まで舐められて声が漏れる。 「あ……お……い、」 くそ、子供なのに!こんな、こんなにエロいって反則だ! だめだ! 「あおい、口に全部いれて」 我慢出来ずにお願いをしてしまう西島。 全部? 西島のジュニアはとっくにデカくなっているから、 ちひろさんの……口に全部入るかな?なんて考えてしまった。 でも、ぼく、頑張ります! 碧はパクンとお口に咥えた。 はうあー! 変な声が出そうになる西島。 碧の口内は温かい。 「そのまま、ゆっくりと出し入れしてみて」 碧の頭を優しく撫でて、お願いをする。 ゆっくりと出し入れ……あ、ちひろさんがしてくれるヤツだ!凄く感じちゃう。 碧は西島にされた事を思い出しながら、咥えたままに出し入れを繰り返す。 じゅる、じゅる、 唾液の音が妙に大きく聞こえる。 碧からフェラされている……… 必死に咥えて自分を気持ち良くしようとするのが伝わり、可愛くて、もう………やばい! でる! 我慢してんのに!でる! このままじゃ碧の口内に射精してしまう! ごくんと飲んでもらうのもたまんないけど、 精液はまずい! 碧のは飲めるけど、自分のを飲ませたいとか思わない! お腹こわしたらどうすんだ! 「碧、もういい」 息を吐きながら碧の頭を撫でる。 もういい……えっ?まだイッてないのに? 碧は気持ち良くしてあげたくて続ける。 はう!碧のばか!刺激するんじゃない! 「碧、こら、もういいから」 碧の頭を掴み、無理やり出させる。 くぽん、と口からチンコが抜けた。 なんで?まだイッてないのに? ちひろさん………あっ!もしかして、ぼく、下手くそだった? だから? 気持ち良くなかった? ちひろさん………ううっ、下手くそでごめんなさい。 「気持ち良くできなくてごめんなさい」 ウルウルした瞳で見上げる碧。 「えっ?なんで泣く?」 泣いている碧に驚く西島。 「下手くそでごめんなさい。だから、もういいんでしょ?」 ぐすぐすと涙を零す碧。 うわあー!ちーがーうー! 「気持ち良かった!すんごーく良かった!でも、碧の口に射精したくないんだよ!」 誤解だと慌てて慰める西島。 「碧は下手くそじゃなかったぞ、な?だから泣くな」 さっきまでエロ魔王が召還していたのに、碧の涙でオロオロ。 下手くそじゃなかった。 その言葉で碧は涙をごしごしと拭いて、 「本当ですか?気持ち良かったですか?」 そう聞いた。 「う、うん、すごく」 「じゃあ、僕の口の中に出してください!僕飲めます!」 元気に力強くエロい事を言える碧が凄く天然なんだなって思った。 そんな、力強く言われたら、戸惑ってしまう。 「だ、だめ!不味いし、飲み物じゃないんだから」 「ちひろさんも僕のを飲むじゃないですか!僕のも本当は不味いんでしょ?」 し、しまった墓穴掘った! 「碧のは不味くない!好きな子のは不味くないんだよ!」 もう、必死だった。 「じゃあ、ちひろさんのも不味くないはずです!僕、ちひろさん大好きですもん」 碧はまた西島のチンコを手に持ちカプんと食べた。 「あっ……こら、碧……だめっ!」 碧の頭を押さえる。でも、碧が頭を上下に動かし、しかも吸ってきた。 くううう!この、ばかあ!どこで覚えた! 「あんっ……あっ、」 やばい、やばいぞ!碧の口に射精してしまう! 我慢の子だちひろ! ペロペロとカプカプを繰り返され、西島も限界。 「碧……中に……碧の中にだしたい」 と叫び、無理やりに碧から自分のチンコを抜いた。 が、手遅れで勢い良く発射した白い液体は碧の顔にかかった。 顔射してしまった。 最悪。 「うわああ!碧、ごめん!風呂いくぞ!風呂!」 碧を慌てて抱えて風呂場へ。 エプロンを脱がしてシャワーをかけた。 「ち、ちひろさん、お、落ちついて!」 ゴシゴシと泡をつけて洗ってくる西島。 「顔にかけるなんてごめん」 謝りながら髪を洗う。 「ちひろさんってば!僕は平気です!」 碧はパシッと西島の両頬を軽く叩く。 そして、我にかえる。 わあ!僕ってばちひろさんのほっぺたを! 「ご、ごめんなさい。でも、本当に僕は平気なんです。」 ニコッと笑う碧。 その笑顔で少し落ちついた西島。 シャワーで泡流して、そして、 「ごめん、碧……なんかテンパった」 と碧を抱き寄せた。 ◆◆◆◆ もう、ついでに風呂に入る事に決め浴槽にお湯を溜めながらその中に2人仲良くいた。 碧を膝に抱っこして、 「碧、フェラ……どこで憶えた?凄く上手だったぞ?」 と聞く。 まあ、自分の真似しているんだろうとは内心思っている。

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