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家族になりたいです。

…………ヤレヤレ、世話の焼けるばい。 諭吉は山の中でイチャつく2人を見ながら呟く。 ニッシーがその気になってくれたみたいやけん、今夜あたり………ニッシー、男ばみせろ!! 諭吉はくるりと向きを変え先に山を降りた。 ◆◆◆◆◆ ちひろさん、ちひろさん、 迎えに来てくれた。 碧は西島の姿を見た瞬間、夢を見ているんじゃないかと思った。 好き過ぎて白昼夢を見るくらいにおかしくなったのかと。 だって、まだ仕事中。 碧の方が大事だって言ってくれて、今までグズグズ悩んでいた自分が恥ずかしくなった。 こんなにも自分は愛されていたと心に刻み込んだ。 西島の手が碧の手をギュッと掴み、手を繋ぐ。 温かい体温が一気に碧を熱くさせる。 ドキドキ、ドキドキする。 そして、ある事に気付く。 …………ううっ、やばい………どうしよう。 身体の火照りがある一部を更に熱くするのだ。 西島が戻ろう。と歩き出すが碧は西島の手を強く引っ張り、 「あ、あの、ちひろさん、………どうしよう。ぼく、あの」 真っ赤になり俯く。 「どうした?」 急に動かなくなりモジモジする碧に西島は顔を覗き込む。 碧の顔は真っ赤。 そして、碧の可愛い口が、 「ぼく、おちんちん………が、あの、勃っちゃった……どうしたらいいですか?」 と大胆な事を言い出す。 うわあああ!碧!! やっぱ、お前は天然小悪魔ちゃんだ。 真っ赤な顔で瞳を潤ませ、大胆な事を言われたら、手を出さずにはいられない。 「俺に欲情した?」 エッチな質問さえしたくなる。 「………はい。」 素直に頷く所が碧らしい。 「………ぼく、すごくエッチですね。あの、嫌いにならないで下さい。」 恥ずかしいのかさらに瞳を潤ませる。 「ばかだなあ、碧は………男はエッチな子は大好きだよ、それに碧がエッチな方が俺は嬉しいけどね」 西島は碧の頭を撫で、辺りをキョロキョロする。 「なあ、この辺りって人は来る?」 「えっ?来ないです。僕んちの山だから」 えっ?山も持ってるのか?碧の実家!! ハンパない!! 「じゃあ………あの木に座って」 少し離れた場所に木が折れて横になっていた。 「はい?」 碧は言われたに通り、木に腰掛ける。 西島は腰掛けた碧の前にしゃがみ込むと、股間を触った。 「きゃっ、ちひろさん」 驚いたように声を出す碧の股間はパンパンに脹れている。 確かに勃起しているようだ。 「フェラしてあげる」 西島は碧のジーンズのファスナーを下ろした。 「ち、ちひろさん、こんな所で」 真っ赤な顔をしながらそう叫ぶ。 「いや?」 西島は碧を見上げる。 その顔が凄く色っぽくて、碧は更に照れる。 嫌なわけがない。ただ、こんな場所でされるなんて考えた事が無かったから驚いただけ。 「い、いやじゃないです」 恥ずかしそうに答える碧もまた、西島見たら色っぽくて、ゾクゾクと震えがくる。 ファスナーが全て降ろされ、ボタンも外された。 下着が盛り上がっているのが碧本人の目に入るから、顔から火が出ているように熱い。 盛り上がる下着の上からジュニアを触ると、もうパンパンに膨張していて、触れたら直ぐに射精しそうな感じがして、西島は優しく触れた。 先走りしなのか、下着が少し濡れている。 これじゃ気持ち悪いだろうと、下着の中に手を入れてジュニアを外へと出した。 西島に直接さわられ、下着の外に出された自分のジュニアに外気を感じ、碧の心臓はバクバクと早く動き出す。 「碧、もう濡れてるね。可愛い」 西島は先走りした液をペロリと舐めた。 「あんっ、」 ペロリと先っぽを舐められ、思わず声を出す碧。 可愛い声に西島の性欲が加速する。 もっと、聞きたい。 先走りした液を丁寧に舐めていく。 先っぽに感じる刺激。 「あんっ、あっ……ちひろさん」 碧は刺激に惜しむ事なく甘い声をあげる。 舌先は先だけじゃなく、竿も丁寧に舐めていく西島。 ち、ちひろさん………すごく、すごーく、色っぽいです。 自分のをフェラする西島はエロい。 ペロペロと舐められる感触は気持ち良くて、息が上がる。 そして、西島の口内に自分のが咥えられた。 温かくて、濡れている口内。西島の口の中は凄く気持ちがいい。 「ふあっ……あんっ」 自然に出る甘い声。 西島は咥え込んだ碧のジュニアを舌を使い可愛がる。 包み込むように舌で触れながら頭を上下に動かすとジュクジュクと空気と唾液が混ざり合う音が響く。 ど、どうしよう!! イキそう。 子供の頃から知っている場所で西島とエッチな事をしている興奮と、西島のフェラの上手さに碧はゾクゾクと快感が身体中を駆け巡り、もう昇天しそうだった。 ちひろさん……上手だから。 だから、ぼく、もうダメですうううう!!

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