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家族になりたいです。2話
ビクンビクンと身体が痙攣し初めて、
「ちひろさ……ほく、もうらめっ」
呂律が回らないのか碧は可愛くそう言って西島の口内に射精してしまった。
ガクンと身体が崩れるように前に倒れ込む。
西島に覆いかぶさるように前のめりのまま荒く息を吐く碧。
西島の口内には碧が出した青臭い液。
それを飲み込むとジュニアを口内から解放した。
碧の身体を自分の腕の中へと抱き込む。
腕の中で必死に息を整える碧がたまらなく可愛い。
「イッちゃったね」
頭を撫でて語りかけると、恥ずかしそうに顔。を上げて、
「だって………好きな人にされたんだもん……」
そんな可愛い事を言葉にする。
「ぼく、初めて知りました……好きな人に触られただけで、おちんちん勃つんですね、手をギュッてされた時に……えへへ、ぼく、エッチだあ」
照れ笑いする碧。
うわあああ!もう、ばかたれ!
俺も勃起するだろうが!可愛いんじゃ碧め!!
大胆な事を無邪気に言葉にする碧は西島の萌ツボスイッチを確実に押した。
ギュッと抱きしめて、
「あー、もう、そんな可愛い事いうから……我慢出来なくなるだろ」
と言葉にしちゃう西島も勃っていた。
俺だってエロいんだよ!!
迷わず叫びたい言葉。
抱きしめられている碧は、西島の言葉が嬉しかった。
自分に欲情してくれるって事は子供じゃないってコトだから。
「が、我慢しちゃダメです!今度は僕がちひろさんのおちんちん舐めてあげます」
碧はそう言って直ぐに西島の股間に手を置く。
固く盛り上がってソコは熱く感じた。
ちひろさんのは大きいです。
ちょっぴり、うらやましいです。
大胆に股間に手を置く碧。
もう、遠慮はしないと決めたから、
「うん、舐めて」
西島は寄りかかるように倒れた木に寄りかかり、ベルトを外す。
碧が見ている前でボタンを外しファスナーを下ろした。そして、そのまま手を中に突っ込み、勃起した自分のを外へと解放する。
「触って……」
碧の手を取り、そのまま自分のを触らせた。
熱いソレは碧に触れられ余計に熱く感じる。
「熱いですね」
素直な感想。触った西島のモノは熱を放っている。
「好きな子に触られてるからだよ」
西島にそう言われ、碧は照れたように微笑む。
「舐めてもいいですか?」
「もちろん……碧に舐めてほしい」
お願いされると、今度は嬉しそうに微笑み、そのまま頭を西島の股間へと下ろす。
先端をペロっと舐めた。
ピクッ、
ひと舐めで西島の身体がピクリと反応したのを碧も感じていた。
………僕に感じてくれている……嬉しい!
碧はそのまま一気に口に咥え込んだ。
「うっ……」
短く声を上げる西島。
ちひろさん、気持ち良くなって下さい。僕が気持ち良くしてあげますから。
碧はぎこちないフェラを頑張るはぎこちない決意をする。
はむはむと口を動かす仕草はハムスターが食べ物を食べているようで可愛く感じるが、本人は真剣だ。
西島のフェラを見様見真似なのだが、ぎこちない。
そのぎこちなさが碧らしくて、西島は碧の頭を撫でる。
「碧……イイコだ……もっと、奥まで咥えて」
前みたいに遠慮はしない。
碧が欲しくてたまらない。
碧は西島に言われるがまま、奥まで咥えた。
「頭ごと動かして」
西島は碧の頭を軽く押さえ、動かすように命ずる。
んくんくっ、と奥まで咥えた碧は上下に頭を動かす。
「あっ、………あおい……んんっ」
ジュポジュポと音がして咥えられたモノが口内で刺激され、西島は我慢出来ずに声を出す。
凄く感じる。
碧がほしい。すごく、ほしい。
「碧………下を全部脱いで」
荒く息を吐きながら行った言葉に碧は思わずフェラをやめ、顔を上げた。
「碧の中でイキたい………だめ?」
頭を撫でながら質問すると、碧は顔を真っ赤にしながら、頷く。
「はい………ぼくも、ちひろさん、ほしい……です」
モジモジしながら立ち上がると西島の前で履いていたジーンズと下着を脱いだ。
西島の目の前には下半身裸の碧。
白い肌が森林に良く栄えていて、エロスを感じる。
「おいで」
西島は碧を引き寄せる。
前を向かせ膝に座らせると自分の人差し指を唾液で濡らし、碧の後孔へと持っていく。
そこは小さくすぼんでいて、指先を入れるだけで窮屈そうだ。
……あっ、ちひろさんの指が………
ググっと中へ中へと侵入してくる。
指の形と体温を感じ、痛いと思っていたが指だけでは痛みなんか感じない。
ここに……ちひろさんのが……
そう考えるだけで碧は身体が熱くなるのを感じていた。
「痛いか?」
窮屈なソコを心配して聞く西島に首を振り、
「大丈夫です」
と答える。
大丈夫そうならもう少し刺激しても良いかな?
西島は挿れた指をグルグルを掻き回すように反転させる。
指を動かされるととたんに来る刺激。
びくっ、びくっ、と碧の身体は痙攣を始める。
あっ、なにこれ?
ぼく、へん………
「あんっ、」
指で中を掻き回され自然に出てしまう喘ぎ声。
そして、西島の指は碧の1番気持ち良い場所を探し当てた。
ビリリリっ、
そこに触れられた瞬間に電流が走ったような感覚が襲ってきた。
「ああっ!!」
大きく身体を反らし声を上げる碧。
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