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僕が寂しい時も側にいます。8話

ううっ、恥ずかしいよう。 碧は羞恥心と戦っている。 広げさせられた両足を手で持つ。 自分の部屋でこんな恥ずかしい格好しているなんて………… 西島の視線が1カ所に注がれているから余計に顔が熱くなる。 そんなに見つめないでちひろさん。 見つめられたソコに西島の顔が近づく。 な、舐めるんですねちひろさん……… ゾクっと背中に小さく電流が走るのを感じた。 舐めるって考えただけでゾクっときたのは初めて。 そして、彼の息がかかる。 薄い毛の側に西島の舌の感触。 ひゃう!! 碧はピクッと身体を震わせる。 西島の舌先は毛の下のモノを舐めるのかと思っていたが、舌先は太ももの内側へ這っていく。 「ひゃっ、くすぐったいです」 舌先が線を引くように真っ直ぐと舐めたので、くすぐったい。 思わず声がでた。 碧の太ももは色白でやわらかい。 男の子の太ももとは思えないソコをつつっと舌先で舐めた後にチュッ、チュッと吸いつく。 白い肌に赤い小さな花が咲く。 昨夜も着けたキスマークに上書きしつつ、新たにキスマークをつける。 もう片方の太ももの内側にもキスマークをつけた。 チュッチュッとリップ音が碧の部屋に響く。 ちひろさん……… 碧は自分を舐める西島に視線を向ける。 舌先がチラチラと見えてエッチだ。 でも、1番舐めてほしい部分を中々、舐めてくれない。 も、もしかして………言わないとダメ? 星矢くんが言ってた。 エッチな事を言うと喜ぶよって。 だって、さっきも舐めてと言ってってちひろさん言ってたもん。 じゃあ、言わなきゃダメ? 碧は言わなきゃいけない事を考えると死にそうなくらいに恥ずかしくなった。 でも、でも、ちひろさん言って欲しいなら…… 欲しいなら、ぼく、言わなきゃ…… 碧は恥ずかしさをギュッとこらえ、 「ちひろさん………はやく………ぼくの………おちんちん………なめてくだしゃ……い」 ひゃああ!! 噛んだ!! 噛んじゃった!!なめてくだしゃって……… うわーん、ぼくのばかあ!! 最後まで言えなかった碧はもう泣きそう。 あ、碧!!! 西島は碧の言葉に激しく反応。 まさかのおちんちん舐めてと言葉にしたあげくに、くだしゃい。 幼児言葉がよく似合うショタっこ碧。 西島は焦らしていたわけではなく、気持ち良くしてあげたいと思っただけ。 エッチな事を言って欲しかったわけでもないが、言わせたいとは思った。 でも、碧からおねだり。 顔を上げると涙目の碧。 誘うような色気。 ぐはっ!! 鼻血か吐血するかと思った西島。 「碧………おちんちん舐めてほしい?」 そう聞くと頷く碧。 うわああああ!! ちくしょう!!可愛い可愛い可愛い可愛い!! 西島はガッツくように碧のチンコをパクンと口に咥えた。 その途端、「あんっ」なんて碧の可愛い喘ぎ声が聞けた。 口に咥えたまま、ジュルジュルとチンコを吸う。 ひゃううう!! やん、やああっん、ちひろさん…… 昨日より………すごいです。 すごく、……気持ちいいです。 西島の唾液が尻をつたう。 ジュルジュルってエッチな音が部屋中に響いていて、碧をエッチな気持ちにさせていく。 ぼくの部屋でちひろさんとエッチな事してる。 凄いよう。ぼく、大人だ!! 口の中で西島の舌で刺激されまくりなチンコ。 「んっ、あんっ、ちひろさん……」 自然に出てしまう声。 碧は気持ちいいって感情に従順だ。 声を我慢しない。素直に感じた事を言葉にする。 それが西島を興奮させるのだ。 頭を上下に動かし、チューブの容器から中身を絞り取るような刺激。 「ひゃああんっ」 かなり身体がビクビクと痙攣し、エッチな声が部屋に響く。 でちゃう!! 「ち、ちひろさん、でちゃいます!」 ガクガクと身体が震えてきた。 そして、西島の口内へ射精。 ブルブルって、まるでおしっこが出た時みたいに身体が震えた。 ハァハァと息が荒い碧。 西島はごくんと精子を飲み込み、チンコを解放。そして、イッたばかりの碧の顔を覗き込む。 頬を紅潮させて、大きな瞳を潤ませている碧。 「ちひろさん………気持ち良くって……早くいっちゃいました……」 本当に思った事を素直に言葉にする碧。 それがどんなにエッチな事なのか理解してるのかな?って西島は思う。 わざとなのか、天然小悪魔ちゃんなのか。 きっと、天然小悪魔ちゃん。 斉藤が教えた通りに言ってみたり、西島が言った通りに言葉にする素直な碧。 エッチな知識がないからだろうな。 可愛いと思う。 でも、他の男にエッチな知識を植え込まれたくはない。出来ることなら全て自分が教えたい。 「碧、指舐めて」 西島は碧の唇に人差し指と中指を触れさせる。 迷う事なく、指をパクンと咥え、チュクチュクと吸い始めた。 その仕草はエロくて可愛い。 碧の口内は温かくて気持ちいい。 充分に唾液がついた所で指を抜き、 「碧、後ろ向きに四つん這いになって」 「えっ?」 ちよっとビックリしたように目をクリクリと大きく見開く碧。 「恥ずかしい?」 わざとそう聞く。 真っ赤な顔して困る碧が見たい。 困りながらもやってくれるだろう行為が見たい。 どれだけ変態なんだろうって西島は思う。 よっ、四つん這いって…… えっ?ちひろさんにお尻向けるの? やはり困る碧。 だって、恥ずかしい。 真っ赤な顔で頷く碧。 思った通りの反応。 ううっ、可愛いよう碧。 出来ないなら無理にはさせない。 両足を広げてくれただけでも満足。 エッチな知識なんて無いのだから。 今の体勢のままでも今からやろうとする行為は出来るので、西島は碧の唾液で濡れた指を彼のお尻へ持って行こうとする。 でも、碧が足を閉じて恥ずかしそうに背を向けた。 可愛いマシュマロ尻が丸見え。 ち、ちひろさんがして欲しいなら僕……… 碧は意を決して後ろ向きの体勢をし、おずおずと、四つん這いになった。 ほ、本当にしてくれた!! 自分がさせたくせに、四つん這いになった碧に猛烈感動の西島。 しかも、思った通りの行動。 真っ赤になって、恥ずかしそうに四つん這い。 ああああ!!くそ可愛いんだようううう!! マシュマロ尻がエロい。

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