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7話
下着を貰ったって言うからちょっと嫉妬というか……お土産とはいえ素肌に身に着けるものを他の男に貰うのが悔しかったのが本音。
西島はぬいぐるみとかスイーツとか碧が欲しそうにしている物はついつい買い与えており、たまに碧に「ちひろさんは僕を甘やかし過ぎです」と怒られたが怒られるのも嬉しいし楽しいので構わずに買っているのだが考えてみればこんな可愛い下着はプレゼントした事がなかった事に気付いたのだ。
ボクサーパンツを買ってあげた事はある。
でも、女の子みたいな可愛い下着が頭になかったし、買うというかもし買うとしてもどこで買って良いか分からないし、買えないと思う。
なのでこういうのをサクッと選んで買ってしまう佐々木と斉藤は凄いと思う。思うけれど悔しくて嫉妬。そんな複雑な気持ちを碧は知りもしない。
頬を赤らめてベッドの上で食べてください!というような体勢の碧を見るとまあ、グッジョブ!!と言ってもいいかも知れないけれども「くそう!!可愛いいい」と碧にガシッと抱き着いた。
「ち、ちひろさん」
興奮している西島に嬉しい碧。
普段は子供っぽいのが悩みで満足させているのかな?とか悩んでしまうので今の興奮している西島を見るのはかなり嬉しい。
余裕がないように激しくキスしてきたり身体をまさぐる手がいつもより熱い。
「……ふぁ……」
着ているキャミソールの上から乳首を甘噛みされて思わず声が出た。
息が荒くなる碧に西島は「可愛い」と何度も言葉にして下着に手をかける。
小さい布が膨らんでいるのを手のひらで感じた。
少しずらすだけで碧の可愛いJrは外へピョコンと飛び出してくる。
それを握ると「あんっ」と声が聞こえ、西島を探すように碧の両手が空を探すように動く。
身体は触れなかったけれど西島の頭は触れた。頭を撫でるように手を動かす。
「ぼ、僕……下着脱ぎたい」
大胆な事を言い出す碧。
「もう欲しい?」
顔を上げて聞くと「違います……下着汚れちゃう」と息を切らしながらに答えるり。
「洗えばいいよ」
西島はそういうと下半身へ顔を持っていき、ピョコンと外へ顔を出しているJrを口に咥えた。
「ひゃあ」
女の子みたいな下着をきた恥ずかしさと西島の興奮具合に碧は既に頭が真っ白になりそうで数回吸われただけで口内へ射精してしまった。
西島の口内へ射精してしまうのはいつも罪悪感が残るが何故か今日は気持ち良さが先にきて何も考えられない。
お尻にぬるりとした感触。
ローションを塗られているとわかり身体を起こす。両足が西島に広げさせられて下着は穿いたままだった。
「ぬ、脱がせないんですか?」
戸惑う碧。
いつもなら下着は脱ぐ。
ボクサーパンツならば脱がないと挿れるのは難しいが女の子のような下着はずらすだけで指も簡単に挿ってしまうのに驚く。
お、女の子の下着って危ないんじゃない?と心配してしまった。
しかもスカートを穿いてるし、下着はこんなにも無防備。
お、女の子……ええ?大丈夫なの?こんなんでええ!!と心で碧が叫んでいるのを西島は知らない。
碧の変な心配をよそに指は良い所を刺激してくる。
「あっ、」
ビクッと身体が反応した。
奥が熱くなってきて凄く西島のを欲しくなる。
「ちひろさん……もう挿れて」
つい……つい言葉にしてしまった。
西島も碧のオネダリに興奮したように指を抜き、直ぐに自分も下着を脱ぐとヒクヒクと動く小さい穴へ西島のJrを押し当てる。
ぐいっと片足が持ち上げられて、穴が広がる感触と熱いものが中へと侵入してきた。
気持ちいい……。
碧は荒く息を吐きながら「ちひろさん」と名前を呼ぶ。
「ギュッてしてください」
碧は気持ちよくなると抱っこを要求する癖があった。それがまた可愛くて西島は直ぐに彼を抱き締めて奥まで挿れた。
そして、抱き締めて強く腰を動かす。
ギシギシとベッドが音をあげ、2人の吐く荒い息が寝室に広がる。
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