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僕が寂しい時も側にいます。 10話

何気なく聞いた答えがまさかの、 「ちひろさんのおちんちんをぼくのお尻にください」 だったとは……… お尻を突出して、エロい同人誌やAVみたいなエロい言葉を碧の可愛いお口から聞けるなんて。 興奮してしまい、頭がカーッと熱くなって、ぼっーっとなってしまった。 しかも、 「きゃーーー!ちひろさん鼻血!!」 と碧に言われて鼻血を出していると気づいた。 慌てて箱ティッシュを手にする。 「ちひろさん大丈夫ですかあ!」 碧も慌ててティッシュを沢山を掴み西島の鼻にあてる。 「だ、大丈夫だよ」 うっ、恥ずかしい……興奮して鼻血とか。 「ちひろさんごめんなさい、もしかして具合悪かったとかですか?なのに、エッチとか誘ったみたいで」 ウルウルしながら自分を見る碧。 エッチを誘ったって碧……意味解って使ってんのか? くそ、斉藤が色々教えるから!! でも、グッジョブ斉藤!! しかも碧の格好はシャツにノーパン姿。 エロい。 エロい事をした後だけど、今の格好は可愛い碧から想像出来ないもので、興奮する。 また、鼻血出そうだ。 ◆◆◆◆◆ なんとか鼻血は治まった。 でも、股間は治まってはいない。 エッチに持ち込めるか? でも、碧は心配そうな顔をしているし、ここでお預けかな? 「ちひろさん大丈夫ですか?」 「大丈夫だよ?ちょっと、碧の可愛さに興奮しちゃったんだ」 恥ずかしいけれど、本当の事。 その言葉で碧はキラキラと瞳を輝かせる。 「本当ですか?僕に興奮したんですかあ?」 ちひろさん興奮してくれたんだあ。 星夜くんの言った通りだ。 「したよ、碧が……あんなエッチな事言ってくれるなんてさ」 「う、嬉しいですか?」 どうしよう、嬉しい!!ちひろさんが僕に興奮してくれた。 「嬉しいよ……もっと、言ってほしいかも」 「は、はい!僕、エッチな事頑張って言います」 目をキラキラさせて力む碧。 そ、そんなキラキラした瞳で見られたら眩しいだろおおお! 俺の疾しい気持ちが恥ずかしくなる。 「い、いや、そんな力まないでくれ。俺が恥ずかしいから」 えっ?ちひろさんが恥ずかしがっている。 やったあ、星夜くん!ちひろさんが恥ずかしがってくれてますよ! えへへっ。 「どんな言葉言って欲しいですか?」 僕はどんな言葉でも言いますよ。 わざとか?わざとなのか碧? 俺を試しているのか? それとも煽っているのか? どちらにしても……… これはチャンスだ!! 「じゃあ、さっきのをまた……言って欲しい……かも」 言ってしまった後に顔が熱くなる。 俺は何言ってんだよ。変態め!! なーんて、冗談だよ?って言うつもりが、 目の前の碧は頬を染めて、 「ちひろさんのおちんちんを……ほしいです……お尻に早くください」 と口にした。 のわああああ!!また、聞けるとはああ!! 西島はのたうち回りたいくらいにテンションが上がった。 「できたら、両足を広げて言ってくれ」 はっ?俺は調子に乗って何を言っているんだあ! このど変態!! そして、碧は、 両足?両足を広げて言うんですか? は、恥ずかしいです。でも、でも、ちひろさんが喜んでくれるなら僕は頑張りますから。と考えていた。 そして、恥ずかしそうに両足を広げて、 「ちひろさん……はやく……いれて……ぼく、待てません」 と言った。 「碧ーーー!!」 西島は勢い良く碧に抱きつくとその場に推し倒した。 もう盛りのついた犬みたいだと自分でも思った。 後ろの穴を指で広げて自分のモノを挿入していく。 あっ……ちひろさんおちんちんが…… さっき抱かれた時よりも大きい気がする。 それに西島の息も荒い。興奮しているようだ。 それが自分の言葉のせいだと思うと嬉しくなる。 自分の言葉でこんなにも興奮してくれているのが嬉しい。 大人の西島をどうやったら喜ばしてあげられるかを常に考えているから。 ちひろさんが興奮してる!僕を大人扱いしてくれてる。 嬉しいです。 もっと、僕を感じてください。 僕を大人と同じ扱いして下さい…… そう思いながら西島にしがみつく。 西島のチンコは全て碧の中へと入った。 相変わらず、狭くて温かくて気持ちいい。 「動くぞ」 「はい。いっぱい突いてください」 ああああ、もう!本当にこの子は小悪魔だ! 可愛い声でエロい事を。 西島は碧を抱きしめたままに腰を動かす。 期待通りにいっぱい突いてあげたいが、また疲れさせてしまう。 加減しながら動くとしがみついている碧は西島の耳元で可愛く喘ぎだした。 あんっ、あっ……んんっ、ちひろさん…… そんな可愛い声。 隣りは誰も居ない事を願おう。 聞かせたくはない。 でも、コトっと隣りから音がした。 壁の近くだ。 コトが始まり聞き耳立てているのかも知れない。 西島にも覚えがあった。 高校生の頃、修学旅行で泊まったホテルの部屋の隣からコトが始まる音と声が聞こえて友人たちは一斉に壁で聞き耳をたてていて、西島もつられて聞き耳をたてた。 そんな体験。 碧の可愛い声を聞かせてなるものか! 西島は碧の口を手で塞いだ。 塞いで気づく。 まるで、碧を乱暴している……そんなシチュエーションに。

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