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11話
碧はドキドキしながら西島の陰茎を掴む。手のひらにピクピクと痙攣している感触が伝わってくる。
相変わらず大きい。
自分のは西島と比べると小さいと思うけど、気にしなくて良いって前に言われた。
でも、でも、碧だって男の子だから少しは気にしてしまう。
自分の口に咥えると口いっぱいになる。
舌を使って気持ち良くなるようにと頑張る。舌捌きは西島が自分にしてくれるのを思い出しながらに真似をしているのだけど、「んっ……」と西島が声を漏らす。
視線を上に向けると西島の頬が赤らんで、瞳も潤んでいるように見えて、しかも、色っぽい。
ちひろさんのこの顔好き。
普段は優しい笑顔で碧を見てくれて、仕事場ではカッコイイ西島。
こんな顔は普段見れない。
きっと、僕だけだよね?この顔見れるのは……そう考えると嬉しくなる。
もっと、この顔を見たいって思って頭を動かして喉まで陰茎を押し込んだ。
苦しくなってぎゅっと西島の陰茎を吸ってしまい。しまった!!と西島を見上げた。
「あっ……あお……い……」
西島が吐息を漏らして自分を見つめてくる。
そして、頭を撫でられた。
「きもち……いい」
西島の腰が動いているように感じた。
ちひろさん!感じてる?僕のテクニックで?本当に?
更に色っぽく、声もさっきより出ていて、しかも喘ぎ声。
うわあ!!!色っぽいですちひろさんんん!!
碧は興奮してしまった。
◆◆◆
や、やばい……いく!!!
西島は必死に耐えていた。
ぎこちなくやっていたフェラが最近上手くなってきている碧。
今も喉奥まで咥えて頭を動かしている。
ディープスロートとかいつ教わったんだよおお!!誰に!!と思ったが自分以外いない。
碧にやってあげている行為をそのまま真似をしているのだろうけど、実際やられると凄い破壊力。
このままだと碧の口内に射精してしまう。
不味い精子を味合わせなくはない。
「碧……もう挿れたい」
息を荒くしながら碧の頭を撫でる。
上目遣いで見つめられる。
くっ!!この顔も見るだけでいきそう。
無邪気で可愛くて、仕事は一生懸命で。そんな碧が自分のを咥えてご奉仕をしているのだと思うとそれだけで抜ける。
いや、抜いて貰っているんだけどおお。
碧が素直に口から出してくれたのでセーフだった。
「碧……後ろ向いて、後ろから突いてあげるよ」
頭を撫でると「それじゃ、ちひろさんの顔が見れません」なんて可愛い事を言う。
「じゃあ、ベッドに寝て両脚開いて」
もっと、エロい碧を見たくてAV男優みたいな台詞を吐く。
それさえも素直にきく碧。
恥ずかしそうに両脚を開く。
くそう!!やばい!!
西島は我慢出来ない感じで覆いかぶさり、小さな穴へと陰茎を押し付ける。
ゆっくりと挿れていくと「ん……」なんて頬を赤らめて西島を見つめる。
「抱っこしてください」
碧は多分、限界なのだろう。いきそうになると抱っこをせがむ。
きっと、数回突けば碧はイッてしまいそうだ。
それも可愛いので抱き締めて奥まで挿れた。
「あん、おっきいです!!」
碧が必死にしがみついてくる。
西島が数回腰を振ると、碧はイッてしまった。
でも、西島は構わず何度も碧を激しく突いた。
「あっ、あっ、」
動く度に声をあげる碧。
録音したいくらいに可愛い喘ぎ声。
西島も間もなくイッてしまった。なんせ、我慢していたのだから。
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