206 / 526

ずっーと、好きです 13話

生クリーム………。 「………うん、生クリーム」 「ほ、本当ですか?僕、生クリーム好きだから嬉しいです」 そう答えながらも碧は自分でも変な事を言っているとは分かっているのだが、そんな事を言ってしまうのだ。 それが西島を煽る結果となるなんて気づいていない。 西島は冷蔵庫に生クリームがあるのを思い出した。 そして、ソレを冷蔵庫から取り出す。 「フレンチトーストにも合いますね。生クリームって」 西島が生クリームを手に戻ってきたので、そう言った。 「違うよ。碧に合うんだよ」 西島は碧の両脇に手を入れて立たせると、テーブルに座らせた。 「ち、ちひろさんテーブルに座ってはダメです!行儀が悪いです」 テーブルは食事をする所、決して座っていいものではない。 「………だって、碧をデザートにするって言っただろ?」 ちひろさんんんん!!!ほ、本気だったのですか? きゃーー、どうしよう。妄想通りだ。 西島はシャツのボタンを外し、わざと下半分はそのままにすると、肩からシャツをずらす。 乳首は大公開だが大事な部分はまだ布に隠されている。 こういうスタイルの碧もそそる。 全裸よりもエロいのは何故だろう? 「ちひろ………さん、は、はずかしいです」 全裸になって抱かれるのにこういうプレイは初めてなので恥ずかしく感じる。 頬を赤く染め、テーブルの上でシャツ1枚に半裸。 あーーー!!!もの凄ーく写メりたい。 そんな衝動に駆られる西島。 エロ碧を脳内カメラにおさめる事にし、持ってきた生クリームを碧の胸に塗る。 ピンクの乳首がサクランボっぽい。 「冷たい!!」 さっきまで冷蔵庫で冷えていた生クリームが突然、身体に塗られ碧は思わず声をあげる。 「すぐ、熱くなるから我慢して」 西島はそう言うと塗った生クリームを舌で舐めていく。 ひゃあ~~、 舌の感触とクリームのなんとも言えない感触が同時に碧を襲ってくる。 そして、乳首を吸われた。 「あんっ」 可愛い声が思わず出てしまう。 チュウチュウ吸われる度に背中がゾクゾクと震える。 なにこれ? なにか違う……… いつもより…………きもちいい。 碧は後ろに手をつこうとするが力が入らずゆっくりとテーブルに仰向けになった。 背中にテーブルの冷たい感触。 それと同時にペロペロと生クリームを舐められる感触。 「あっ………んんっ、」 冷たいはずの生クリームは碧の体温で温まったのか、それとも興奮して身体が熱いのか分からないけれど、さっきまで感じていた生クリームの冷たさは消えていた。 テーブルに仰向けに寝て生クリームをつけた碧は極上のデザートだ。 しかも、可愛く喘いでいる。 留めていたボタンを全て外して碧の裸体解禁。 ケーキに生クリームを飾るように碧の身体に塗っていく。 舐めると甘い。 碧そのものような味が口の中いっぱいに広がる。 ち………ひろさ……ん、すごく……きもちいい……です。 碧は身体中を駆け巡る快楽を素直に感じている。 声なんて元から我慢なんてしようと思っていない碧は舐められて感じる度に可愛く声を出す。 それが西島にはたまらない。 自分がする行為にこんなにも反応してくれるなんて……… それに出会う前は高校生だった碧。 エッチな話は同級生から聞かされても自分が体験した事なんてなかったはず。 それを自分が……… 抱く前はまだ未成年だからとか抱かない理由をあんなに考えていたのに。 一度抱いてしまったら自分でも本当に驚くくらいに碧が欲しい。 「碧……気持ちいい?」 「……はい……もう、いっぱい感じて……すごく…いいです」 喘ぎながら答える碧。 本当、エロくて可愛すぎだろ!! 「もっと気持ち良くなりたい?」 「はい……ちひろさんを感じたい」 「どこを気持ち良くされたい?」 ………ちひろさん、そこ聞いちゃうんですか? 僕………どこ触られても気持ちいい。 「ぜんぶ……」 素直に言葉にする碧。 「ぜんぶか………じゃあ、身体中舐めてあげなきゃね」 そう言って碧の両足を持ち上げると、後ろの穴にクリームを塗った。 えっ?そこもですか? 生クリームがお尻に塗られたと気付いた碧は、身体を少し起こして西島を見る。 エッチな事しているちひろさんもカッコイイ!! そのカッコイイ西島が自分の恥ずかしい場所に生クリーム塗って、しかも指を挿れてきた。 「あんっ」 指が滑るように挿ってきたので声が漏れる。 いつもより、そこだけがヌルヌルして気持ちいい。 「自分で両足持って」 碧の視線に気付いた西島はわざとそう言った。 恥ずかしがる碧をみたい!! そのリクエスト通りに碧は恥ずかしそうに太ももの裏側に手を回して広げた。 「は、はずかしいです」 真っ赤な顔の碧。 「恥ずかしいわりには碧のココは元気だよ?」 西島は指先で勃起した碧のジュニアの先っぽをグリグリと撫でる。 「ひゃっあ、」 グリグリされると……… 「だ、だめです。おしっこでちゃいます」 実際は出ないのだけど、刺激されると出るんじゃないかと心配してしまう。 「じゃあ、触らない方がいい?」 そう聞かれると首を振ってしまう碧。 「触って……ください」 恥ずかしいけど、おねだり。 「碧は素直でイイコだね。イイコにはご褒美あげなきゃ」 西島は生クリームを手に塗ると碧のジュニアを掴み、上下に動かす。 グチュグチュっていつも聞かない音が響く。 「あん、あっ……」 碧は目の前で自分のジュニアがしごかれるのを見つめながら声をあげる。 凄い………エッチだ。 僕もちひろさんも……… エッチ過ぎて………いつもより気持ちいい。 「あん、でちゃう!!」 興奮しているせいか碧は身体を震わせながら叫ぶ。 「おしっこが?」 「ち、ちがいます………あの」 碧は真っ赤だ。 おしっこは言えるのにザーメンとか精液とか射精は言えないみたいだ。

ともだちにシェアしよう!