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僕はちひろさんの1番ですか? 9話

ちひろさん、気持ちいいかな? 碧は身体を揺らしながら西島へ視線を向ける。 さっきよりも、凄くエロい表情と、吐く息が荒い。 気持ちいいんだと、それだけでわかる。 もっと、エッチなちひろさんが見たいなあ~。だって、執事の格好して、僕が動く度にエッチな顔とエッチな声出すんだよ? もっと、みたいよ!! 僕、がんばります!! 碧は太ももに力を入れると動きを早くする。 ガクンガクンと自分も揺れる。揺れる度に奥が刺激されて、頭が真っ白になりそうだった。 ここで、意識を飛ばしてしまうと、西島を気持ち良くできない。 碧は必死に我慢!! そんな健気な碧は西島の目にはエロくて、妖艶な天使に見える。 身体を揺らして、潤んだ瞳で自分を見つめる碧。 それだけで、いきそうだ。 「碧………」 彼の名前を呼ぶと、「ちひろさん、きもちいいですか?」と聞いてくる。 「気持ちいいよ………もう、いきそう」 西島のちんこは限界。 今にも発射しそう。 「いってください………僕の中に………たくさん、だしてください」 荒い息を吐きながら可愛い事を言う碧。 ああ!!!もう、その言葉でいく!! 西島は身体を小刻みに震わせ、碧の中へ発射した。 ドクン、と碧の中に入り込む西島のモノが脈打つ。 中が熱い……ちひろさん………、可愛い。 西島は荒く息を吐いて、艶っぽい瞳で碧を見ている。 色っぽいなあ。 「気持ち良かったですか?」 「うん……すごく」 「良かった!!ちひろさんを気持ち良くしたかったから、嬉しいです」 嬉しそうに微笑む碧。 「碧……」 西島は碧に手を伸ばし、彼を胸の上へと抱きしめた。 「気持ち良かったよ。碧が気持ち良くしてくれたから」 「えへへ、嬉しいです。じゃあ、頭撫で撫でしてください。頑張ったご褒美に」 胸の上の碧は可愛く微笑む。 西島は頭を撫でながら、「ご褒美もあげなきゃね」と言った。 「ご褒美ですか?」 「そう!!碧も気持ち良くしてあげるよ」 西島は体勢をかえ、碧を組み敷く。 「えっ?僕はいいですよ?さっき、気持ち良くしてもらいましたし、ちひろさんイッたばかりだからキツイでしょ?」 「俺を舐めるなよ?碧のその可愛い姿みるだけで勃つ自信ある」 そう言われ、確かに碧の中の西島のモノはまた、大きくなっていた。 す、凄いちひろさん……… 「碧は煽り上手だよな…」 西島はそう言うと服の上から碧の乳首を弄る。 「……んっ、」 触られると身体が反応してしまう。 首筋へ舌を這わせて、甜めたり、吸ったりを繰り返す。 吸う度に白い肌に赤いシルシのあとが残る。 花が咲いたようだ。 「あんっ、あっ……」 吸われる度に碧は可愛く喘ぐ。 全部服を脱がせて身体中にシルシをつけたいけれど、脱がすのはもったいない。 せっかく可愛いのに。 西島はゆっくりと腰を動かす。 「あん、……あっ……はあっ……」 気持ちいい………ちひろさんのおちんちん……気持ちいい。 次第に頭が真っ白になっていく。 「ぼく………もう……いきます……」 ずっと、我慢していた。 西島の上でどれだけ我慢したかわからない。 だから、少しの刺激でも、もう……ダメなのだ。 「あっ、」 短く声を上げて、碧は呆気なくイッてしまった。 碧は荒く息を吐いて、潤んだ瞳で西島を見上げる。 「………イッちゃいました……」 「うん、可愛い………でも、もう少し頑張れ」 「えっ?」 碧が返事を返した瞬間に腰を持ち上げられ、激しく揺すぶられた。 「あー!!!やっ、」 奥を一気に突かれ、碧は大きく声を出す。 激しい………いつもよりも、激しいかも知れない。 部屋で抱かれる時も碧を気持ち良くしてくれるし、満足させてくれる。 でも、こんな風に激しい事はあまりない。 碧は激しさに声なんて我慢できない。 元々、声を我慢なんてしない子だけれど、今はいつもより、声がでる。 気持ちいい………激しいのも気持ちいいです。 「あん、あっ、ちひろさ………はげしっ」 碧は西島に両手を伸ばす。 西島は息を荒く吐きながら碧を抱きしめ、さらに激しく打ち付ける。 身体中ビリビリくる。 西島も碧が締め付けてくるので、凄く気持ちがいい。 彼の中は熱くて気持がいいのだ。 何度も碧を激しく突いて、ようやく2度目の射精をした。 碧を抱きしめたまま、息を整える。 抱きしめている碧も乱れた息を懸命に整えているようだ。 「………ちひろさん………気持良かったです」 耳元で囁く。 「おれも………」 「激しいの………ぼく、好きかも知れません………くせになりそうです」 ボソッと耳元で言われた大胆な言葉。 西島は碧と顔を向き合わせる。 「激しいの好き?」 「はい。ちひろさんのコスプレも好きです。ハマりました。色々な格好みたいです」 「それで、やるの?」 「………ダメですか?執事めっちゃカッコいいです!!今度は違うのみたいです。お巡りさんとか、軍服とか」 ………碧は変なのにハマってしまったようで、西島は苦笑い。 「俺も碧に色んな格好させたいけどな?碧がやってくれるなら、……やってもいいかも」 「本当ですか?ちひろさんが喜ぶなら僕、なんでもやりますよ?」 ニコッと笑う碧。本当に無邪気に笑う。 ほんと、碧には敵わない。 天然な小悪魔!!この言葉がピッタリ。 どれだけ、惚れさせれば気が済むのだろうか?碧は……… 可愛い碧を見られるならオールOKかな? ここに連れてきて正解だったかも知れない。 「動いたらお腹空いたな……何か食べるか?」 「……はい。僕もお腹空きました」 それじゃあ、何か食べようと身体を起こし、碧からイチモツを抜く。 ズルリと抜くと自分の精液が碧のお尻から溢れ出てきた。 あーー!!!俺ってばゴムしてなかった!!! 中出ししてしまったのをようやく気づいた。 「飯の前に風呂だ!!」 「えっ?」 「ごめん、ゴムつけるの忘れてた」 その言葉で、だからさっき、中が熱くなったのかって碧は思った。 中で西島の溢れるモノを感じて気持ち良かった。 「謝ったらダメです。僕、気持ち良かったから」 「そうか……でも、全部ださなきゃお腹痛くなるぞ。ほら、おいで」 西島は碧を抱き上げた。 碧が好きなお姫様抱っこ。 これをされると自分は特別だって思ってしまうのだ。 しかも、執事の格好の西島は凄くカッコイイ!! こんなカッコイイ人にお姫様抱っこされているなんて、……夢のようだ。 西島の首筋にギュッとしがみつく。 ちひろさん……いい臭いする。香水かな? 香水って女の人だけだと思ってたけど、男の人もつけるんだって、都会に出てきて知った。 碧の兄達も、父親も、近所の誰も香水なんてつけていない。 夏がつけていたのは知っている。 会社に入って、半分の男性がいい匂いをさせていて、斉藤ももちろんだし、佐々木も!! 神林はシャンプーの香りが微かにする。 そして、西島。 たまにふわりと香る匂いが甘くて、碧はカッコイイなって思っていた。 僕も香水つけてみたいな……ちひろさんとお揃い…… でも、こういう香りは大人じゃないと無理かな? 「碧、くすぐったいよ」 碧が首筋辺りをクンクンと犬みたいに匂いを嗅いでいるから、息があたり、くすぐったい。 「あ、いい匂いだなって思って……」 「匂い?何かするか?」 「しますよ、甘い香り。香水ですよね?」 「えっ?香水?……俺、つけないけど?」 「でも、甘い香りします!!」 碧は匂いが強い場所へ鼻を近づける。 「シャンプーじゃないかな?それか、ボディソープ」 「シャンプーはこの匂いじゃないですよ!!僕も使ってるんだから」 「あ~、そうか。でも、つけてないよ?」 え~、変だなあ~。甘い香りするのに!! 碧は首を傾げる。 香水なら名前きいて、自分も買おうかと思ったのに。 風呂場へつき、碧はその場へ降ろされる。 西島が服を脱ぎだす。 ああ!!脱いじゃうのか!もったいないなあ~。 なんて、碧はじっ~と西島を見る。 視線を感じて西島も碧を見る。 「どうした?脱がせてほしい?」 服を脱がずにぼんやりと自分を見ている碧。 眠いのかな?なんても思った。さっき、激しい運動もしたし。 冗談っぽく言ってみる。 碧はコクンと頷き、「はい。」と素直に返事をした。 その素直がたまらなく可愛い。 脱がせるのはもったいないけれど、背中に手を回してファスナーを下ろす。 スルリと脱がせると色白の裸体が現れた。 色白の肌にさっきつけた赤いシルシが目立つ。 メイド服も似合うけれど、やはり裸体が…………と思って、ああ、俺ってホントに変態だなって思う。 自分も脱いで碧と一緒にお風呂へ。 碧をシャワーの近くへひっぱり、蛇口をひねる。 水を弾くピチピチな肌。 お、俺もまだ、水を弾くよな?なんて、おかしな対抗心。 碧はまだ10代だからピチピチなんだけど、つい、対抗心が…… 夏がきたら、三十路だもんなあ~。 碧のピチピチの肌を目の前にすると、年齢が気になってしまう。 「ちひろさん?」 名前を呼ばれ我にかえる。 「どうしたんですか?ぼんやりして」 「あ、いや、碧に見惚れてた」 西島の言葉に碧の顔はみるみる赤くなった。 「えっ?えっ?僕にですか?」 あからさまな動揺。 「うん、可愛いなあ~って」 西島の笑顔と、その言葉に碧はますます、顔が熱くなるのを感じた。 ちひろさんの方が絶対に見惚れちゃんのに!! だって、カッコイイ。 綺麗な顔立ち。ほどよく筋肉がついた、スタイルが良い身体。 背も高いし。 直樹くんよりも高かった…… ちひろさんの方が綺麗でカッコイイ!! 腹筋も割れてるし!! 碧は腹筋へ手を伸ばす。 「エグザイル………みたいです」 「はい?」 急に言われた言葉。 西島はキョトンとなる。 「ダンスとか、スポー ツやってる人みたいにカッコイイなあって思って……僕なんて、ぷにぷにです」 碧は自分のお腹の肉をつまむ。 子供みたいな身体だなって自分でも思う。 「ぷにぷにじゃなくて、やわらかいんだよ、碧の肌は……触って気持ちいいし、スベスベ……ほんと、若いっていいなって羨ましい」 西島も碧のお腹を触る。 「えっ?ちひろさんも若いです!!直樹くんと並んでても、大学生みたいでしたよ!負けません!」 力んでいう碧に西島は顔が緩む。 「俺、童顔なんだよ。社会人になってそれが悩みだったな。入ってくる新人からもよく年下に見られてて、それが腹立つから前髪あげたり、硬い表情してた」 「……そうだったんですか?」 「一部には怖がられるけどね……碧も初めそうだっただろ?」 「僕ですか?いいえ、ちひろさんがカッコイイから、恥ずかしかったのは覚えてます。話しかけられると照れてしまって、あまり顔見られなかったです………い、いまも、ドキドキします」 照れた顔の碧は目を伏せる。 「………マジで?てっきり、怖がられてると……佐々木とかには普通だったから」 「佐々木部長ですか?佐々木部長は話しやすいです。………ぼく、好きな人には意識しちゃって話せなくなるから……だから、ちひろさんが話かけて来てくれたのは凄く嬉しかったです」 意識して話せ話せなくなる!!まじか!! あの時は凹んだけれど、事情を知ると嬉しい。 西島は碧を腕に抱き込んだ。 「俺、碧が怯えてるって凹んだ事とかあったんだけど………めっちゃ嬉しい」 「ちひろさん……えっ?ぼく、一度も怯えた事ないですよ?」 「うん。嬉しい。ありがとう」 ありがとうって言葉に碧はちょっと嬉しくなって笑った。 「はい。どういたしまして」 碧も背中へ両手を回す。 胸に顔を寄せると西島の心臓の音が聞こえる…… そして、髪にキスされて、顔をあげた。 顔をあげると、西島の顔が近づいてきて、そのままキスをする。 ちひろさんのキス……… 好きな人とするキスって、こんなに幸せな気持ちになるんだ。 唇が離れると、 「ちひろさん……好きです」 思った事を言葉にする。 言葉にしないともったいない。 自分の中に生まれた言葉や感情をちゃんと外に出してやらないと、もったいない。 大好きってたくさん、言いたい。 「俺も碧が好き」 素直に言葉にすると、こんな風に欲しい言葉が返ってくる。 だから、たくさん、言いたい。 「もっと、キスしてください!!」 その言葉に西島は微笑むとキスしてくれた。 何度もキスをして、ようやく身体を洗う。 手のひらにボディソープをつけて、泡立てて、碧の身体に滑らせる。 幼い身体は直ぐに反応してきた。 抱き込むように胸の中へと碧の身体を寄せると背中へ手を伸ばし、そのまま下へ。 割れ目へ指を滑らせると碧の身体がピクッと動いた。 そのまま指を中へと侵入させる。 「あんっ、あっ、」 腕の中で喘ぎ出す碧。 気持ちいいのか西島の身体に両手を回してしがみついてきた。 中にある自分の精液を出してあげる為なんだけど、やはり、妙な気分にはなる。 風呂場で抱くと、さすがに無理をさせる………グッと我慢な子、千尋である。

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