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素直になるって大事ですよ? 5話
下着の中の碧の可愛いジュニアは少し先走りしていた。きっと、乳首を刺激されたから。
先走りで濡れる先端を指先でグリグリと弄ると、「あっ、やんっ、」碧が身体をくねらせて反応する。
碧のジュニアは西島の手の中でビクビクと動き、熱い。
先端のオシッコが出る穴に指先をあて、少し強く押す。
「あ、だめ、だめ……」
先端を弄られ身体が震えた……電流が身体中を駆け巡り、気持ち良いという言葉で支配される。
このまま、身を委ねたい……
身体がクネクネと動いているのが自分でもわかる。
でも、西島を気持ち良くしたいってまだ思っている碧は、身を委ねるわけにはいかないのだ。
「ち、ちひろさん……マッサージ、僕に……やら……せて……くださっ、」
気持ち良さで息が上がっている碧は息絶え絶えだ。
「だーめ、碧を気持ち良くしてあげたいの」
そう言いながら玩具で乳首をまた刺激する。
「あんっ、やあっ、」
びくっと身体が反応した。
「可愛い碧を見れば元気になるんだよ、俺は」
身体をクネクネして、息が上がっている碧を見れるだけで、元気になれる自信はある。
「い、いつも、僕ばかりだから……」
「俺は碧の中で気持ち良くなってるよ?」
「僕の中、気持ちいいですか?」
ストレートな質問。それがエロい事だなんて碧は思ってもいないだろう。本当に気持ち良いのかを知りたいだけ。
「気持ちいいよ、凄く」
西島の言葉に碧は嬉しいと思った。いつも自分ばかり気持ち良くして貰ってていいのかな?って考えていたから。
それは常に思ってしまう事。
斉藤みたいなテクニックがあるわけでもないし、気の利いた言葉も言えないし……。
気持ちいいんだ。そうか、気持ちいいんですね。
「じゃあ、早く僕の中にいれてください」
ズバッと力強く言う碧に西島は照れるというよりは可愛いと思う。
碧と付き合って、彼の考えている事が自然と解ってきて、この大胆な台詞も自分が気持ち良いと言ったからだとわかる。
しきりに気持ち良くしたいと言っていたのだから、本当にわかりやすい子だ。
「直ぐには入らないだろ?解してないから、碧が痛くなるよ」
「じゃあ、じゃあ、ほぐ……」
解してくださいと言いかけて、ハッと気付く、自分がかなり大胆な事を言ってしまったと。
それに解してくださいって、ちひろさんにお願いするのは違うかな?だって、今すぐ気持ち良くなって貰いたいのに、疲れさせてしまうんじゃ?
碧は悩んだ末、「僕、自分でほぐします」ともっとも、エロい事を言ってしまった事には気付かない。
自分でほぐす、と発言された西島は今度ばかりは驚いた。
自分で……まじで?
碧が自分のアナルへ指を入れてクチュクチュと自慰行為している姿を想像したら鼻血でそうだ。
みたい!!変態と罵られようがみたい!!
「じゃあ……やって」
西島は耳元で囁くと軽く耳を噛む。
「あん、」
思わず声が出た碧。
「や、やってきます、」
「やってきますってココでしてよ……碧がしてるとこ、みたい」
「えっ?」
碧の身体が緊張したのが分かった。
「碧の可愛い姿みたい」
「僕の可愛い姿……」
お尻を弄る姿って可愛いの?なんか、マヌケな感じがすると思う。
あ、でも……ちひろさんがそういう事やってたら色っぽいかも。
だって、エッチな事してるときのちひろさんは凄く色っぽいし、カッコイイし、カッコイイし、とにかくカッコイイ!!
僕よりもちひろさんのがみたいな。
「ちひろさん……の、エッチなとこ見せてくれるなら」
好奇心でそう言ってしまった。
例え、凄く大胆な事を言ってしまっているなんて考えていない。好奇心のみの言葉だから。
はい!??
いま、碧……なんて言った?
俺のエッチなとこ?えっ?俺が自分で自分のケツのアナ弄るの?それとも、チンコこするのか?
碧のはみたいけど、自慰行為はあああ!!!
元々はあまり自慰行為しない西島。しかも、人前で……
のおおおお!!!むり!!むりむりむりむり!!
「ちひろさん……」
黙り込む西島の方へ振り向く碧。
西島は顔が真っ赤だった。
か、可愛い!!!ちひろさん可愛い!!
えっ?エッチなところ見せてって僕が言ったから?
それで顔が真っ赤なんですか?
大人だと思っていたのに、ちひろさんって……こんなに可愛いんだあ。
やばーい!!こんなに可愛いちひろさん見れるなんて。
「ちひろさん……顔が真っ赤です、凄く可愛いです、あの、僕……ちひろさんの可愛いとこ、もっとみたいです」
碧は西島の手から自分のジュニアを抜くと体勢をかえ、向かい合わせに座り直す。
「どうやったら、可愛いちひろさん見れますか?」
と目を潤ませて聞く。まるで、誘うかのように。
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