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素直になるって大事ですよ? 6話

自分が可愛くするには……そんな事を聞いてくる碧は誘っているかのように潤んだ瞳に紅潮した頬。可愛さの中に色気がある。 「碧がエッチなとこ見せてくれたら」 「僕のエッチなとこですか?僕……ちひろさんみたいに色気ないですよ?どうやったらエッチな感じになってくれますか?」 素朴な疑問。そう、碧にとっては素朴な疑問。だから、大胆な事も言葉にできる。 「碧が言ってる気持ち良くしてくれるってやつ……マッサージじゃなくて、エッチな意味の気持ち良い事してくれたり、見せてくれたら……」 ちひろさんに気持ち良い事……マッサージじゃなくて? 碧は考えるまでもなく、西島の股間に手を置いた。 「ここ……ですか?」 紅く染めた頬で聞かれたら、違うなんて言えるわけもなく、まあ、間違ってはいないから、 「うん」 と返事をする。 返事をすると、碧の手がぎこちなく動く。 ああ、馴れていない触り方だな……なんて、彼らしくて安心してしまう。 ああ、凄いなあ、もうカチカチだ…… 西島の股間に手を置いて彼のモノが既にかたくなっていた事に気づく。 僕に反応してくれてるんですよね?子供みたいな僕に……嬉しいです。 可愛い姿も見せてくれてるし、僕、嬉しすぎてどうにかなりそうです。 期待に応えなきゃ!! いっぱい、いっぱい、気持ち良くしてあげたいな。 碧は西島の下着に手を入れて、熱くてかたいモノを鷲掴みした。 ぎこちなく動く手がいきなり下着の中に入ったと思ったら、鷲掴みにされ西島はビクッと身体が動いてしまった。 碧……ほんと、大胆!! 「ちひろさん……熱いですねココ」 感じた感想をそのまま言葉にしただけなのだろうけど、碧の可愛いお口から聞くと、かなりイヤらしく聞こえる。 「碧が触ってるからだよ?」 「僕のせいですか?」 「うん……碧のせい……だから、責任取って?」 西島は碧を引き寄せると彼の下着に手を入れる。 突っ込んだのはお尻側。 お尻の割れ目をなぞり、彼の小さい穴へと指先をねじ込む。 「あっ……」 小さく声を漏らす碧。 「ここに入りたいって」 耳元に囁くと、碧の顔が見る見る赤くなる。 「い、いれて……いいですよ……」 恥ずかしそうに答える碧。 「急には無理だよ、ほぐさないとね」 あっ、そうだったと碧は思い出した。 「ぼ、僕が自分でほぐすっていいましたもんね」 碧は西島のイチモツから手を離すと、一気に下着を脱いだ。 おおお!!! 目の前で、いきなり脱いだ碧に驚く西島。 今まで恥ずかしがっていた子が一気に下着を脱ぐとは西島も予想外だった。 「自分でほぐすとこ見せてくれるの?」 確認してみると、こくりと頷く碧。 ま・じ・で・す・か!!! この衝撃の事実は嘘や冗談ではない。 碧は西島の目の前でベッドに座り直すと、両足を立てて手を自分の小さい穴へと持って行こうとする。 「待って!」 西島は碧の手を掴むと、彼の中指と人差し指をパクりと口に含んだ。 濡れていない指は中々入りにくいから。 チュウチュウと吸うと目の前の碧が気持ち良さそうな顔で自分を見ている。 吸われるのは気持ちいいのかな? そのまま、舌を指に絡ませてみる。 「あっ……」 可愛い声で反応してくれた。 ……ちひろさん可愛い。 西島が碧可愛いと思っていると同時に碧も西島を可愛いと思っていた。 チュウチュウと自分の指を吸う西島が本当に可愛い。エロい姿見せてくれたらって言葉は本当だったのだ。 もっと、みたいです。可愛いちひろさんが……。 そんな思いで西島を見つめていた。 ……唾液を沢山つけた、碧の指を口から解放すると、西島はその手を碧自身の穴へと持っていく。 「濡らしたから、ほぐして……」 碧にそう言うと、彼の指は小さな穴をまさぐりだした。 まさか本当に自慰行為を見せてくれるなんて……。 指は一生懸命、穴へと入ろうとしているが上手くいかないようで、入口付近でモゾモゾしている。 すんなり入れられても、驚いてしまうな……なんて西島は思う。 普段、彼がオナっている姿を見かけないし、やっているような雰囲気もない。 慣れていないというか、ぎこちない自慰行為に萌てしまう。 西島は自分の指を小さい穴へとあてがうと、手伝うように彼の指を穴へと入れる。 「もう少し入れれるか?」 その質問に碧は頷き、自分の指をもっと奥へと入れる。 「痛くないか?」 「痛くないです」 まだ、指2本だし……碧の指は女の子みたいに細いから、痛くはないだろう。 「指を奥へいれたら広げる感じで動かして」 「は、はい、ちひろさんがしてくれる感じにですか?」 「そうだよ」 ちひろさんが僕にしてくれるように……碧は西島の指の動きを思い出しながら、指を動かす。 自分の中は妙に温くて、ヌメヌメしている。 ここ……気持ちいいのかな?僕の中……ちひろさんは気持ちいいのかな? 自分のを触った感想。 温くて、ヌメヌメしているが、西島が気持ち良いものなのかと考えてしまう。 自分は入れられたら気持ちいいし、奥に当たると、頭が真っ白になる。 西島のあの大きなチンコが出し入れされる場所。こんな狭い場所で気持ちよくなれるのかな? でも、ちひろさんは気持ちいいって……僕の上でたくさん、動いてくれて、僕を気持ち良くしてくれて、僕より後で気持ち良くなってる…… 僕を優先して気持ち良くしてくれてるのかな? ここ……本当に気持ちいいのかな? 「ちひろさん……僕のここって気持ち良いですか?」 碧は思った事、感じたことを直ぐに聞いてしまう素直な子なのだった。

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