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素直になるって大事ですよ? 7話

「き、気持ち良いに決まってる」 直球な質問に照れてしまったが答える西島。碧の中は締め付けが良いし、何より子供みたいに可愛い碧がセックスすると色気タップリに乱れてくれるのが最高なのだ。 可愛い声で喘いで欲しいし、もっと自分を求めて欲しい。なにより、やっている間ずっと、「ちひろさん」と何度も名前を呼ばれる……それがすごく嬉しいのだ。 抱っこして下さい、キスして下さい……沢山のお願いと一緒に名前を繰り返し呼んでくれる。何より気持ち良くなる瞬間だった。 「じゃあ……気持ち良くなって下さい」 碧は自分の細指で穴の入口を弄りはじめた。 ぎこちなく動く指。 自慰行為を可愛い碧が目の前でやってくれているのだ。 「ん……」 時より混ざる吐息。 そして、頬が赤いのがなんとも可愛い。 ずっと見ていたいが、碧にも触りたい……いや、そこを入れやすくほぐすのも全部自分でやりたい。 「碧……やっぱり俺にさせてよ」 「だ、ダメです、僕がちひろさんを気持ち良くしてあげたいんです」 「我慢できないんだけど?」 弄る指を抜くと自分の指を入れながらに言う西島。 「ここをほぐすのも楽しみのひとつなんだよ?」 言葉にしてまって、自分が凄く変態チックだなって思うが、本音だもの仕方ない。 「碧が俺を気持ち良くしてあげたいように、俺も碧を気持ち良くしたいんだよ」 西島は入れた指を奥へと侵入させる。 「あ……だめ……奥は……」 自分の指とは違い太さも長さも違う。特に大好きな西島の指がそこに入っているっていうだけで興奮しちゃうのに、奥まで入れられたら…… 奥は気持ち良くなるとこがあると碧も覚えてしまったので、西島よりも先に気持ち良くなるのは避けたい。 抵抗するように西島の手を掴む碧だが、大人の彼に力で勝てるはずもなく、指は気持ち良い所を刺激してくる。 「あ……らめ……ちひろさ……そこ、らめ……です」 ビリビリと少し刺激がきた。 「らめ……って碧それ、煽ってんの?」 呂律が回らない言葉は興奮材料でしかない。 「煽る……?」 何の事を言っているのだろう?ただ、刺激するのを止めて欲しいだけ。だって、 「や、やです、先に気持ち良くなりたくない……僕がちひろさんを気持ち良くしたいから」 素直に言葉にする。 「ばかだな、前座するだけでも充分気持ちいいんだけど?」 西島の言葉に碧はキョトンとなる。手を動かしているのは彼の方。それで、気持ち良くなるのは自分。 「碧が可愛く喘ぐ姿とか見るだけで興奮するもん……見るだけでも充分にエロいからな碧は」 西島はそう言うと碧の耳たぶを甘噛する。 碧は耳も弱い……耳元で囁かれるだけでも、ふにゃりとなってしまうのに、後ろ弄られながら、甘噛されたら…… 「あっ……」 西島にギュッとしがみつく。 首筋に両手を回す碧。 気持ちいいのか微かに腰が揺れている。 西島は指を2本にした。 入るかな?って心配したがすんなりと入ってくれた。 その2本の指をゆっくり挿入され、奥を刺激する。 「ひゃっ……ぁ、」 耳元で碧の声。 そして、荒くなる息遣い。 ゆっくりと出し入れすると、また、腰が微かに動く。 指を中でスイングするかのように動かすと、「あんっ……」なんてエロい声が漏れてくる。 出し入れを早くすると、回した両腕に力が入り、腰を浮かす碧。 「碧、ほら、腰もっと動かして……」 そう言うと彼は気持ち良さで理性が飛んでいるのか、それとも忠実に西島の願いをきいてくれているのか、腰を指の動きに合わせて振り出した。 可愛い…… 自分の耳に届く碧の吐息。 「碧……可愛い」 言葉にしないともったいない。 「ん……あっ……きもち……いい……ちひろさ……もっとぉ……」 完全に快楽に落ちてしまったのか西島を気持ち良くしたいって言ってた彼はおねだりをしている。 ほんと、可愛いったらありゃしない!!! 西島は大人の玩具を手にすると、「別の使い方教えてあげるって言っただろ?今から教えてあげるから」と指を抜くと、その玩具を碧のアナルへと押し付ける。 指とは違う何かが押しつけられた碧は、「なにするんですか?」と質問をした。 「コレをいれるんだよ、すると、もっと気持ち良くなるから」 西島は玩具をぐっ!!!と中へ。 「あ……」 碧は身体を仰け反らせる。 何か……はいって……くる。 指よりも太くてツルツルしてて…… しかも、カチと音がしたなって思ったな中でブブブッと小刻みに振動しだした。 「や……、あっ……」 何これ?なに…… 「きもち……いいれす……」 碧は西島に力強く抱きつく。 こんなに素直に反応されると、嬉しいものだ。 バイブの音と碧の喘ぎ声が最高の刺激音となり、西島は興奮する。 ああ、くそ!!めっちゃぶち込みたい!!! ぶち込んで碧を激しく揺さぶりたい…… だけど、自分よりも身体は小さいし、体力もない子供。 くっ!!!我慢の子だちひろ!!俺は大人なんだから、我慢出来るだろおおお!! と心で雄叫びをあげる西島。 「……ちひろさ……ぬいて……」 いきなりの言葉に我に返る西島。 「気持ちいいのに?」 と聞いてみる。 「いき……そうです」 震える声。 やばば!!!かわいい!!! 「いっていいよ?」 「だめ……」 「どうして?」 「こ……」 「はい?」 「……こ、が……」 碧の声が震えていて、良く聞き取れない西島。 「聞こえないよ?」 「ちんこがいいです」 はい? いま、何とおっしゃいましたか碧くん? 「ちひろさんのちんこ……ください」 ふおおお!!! 叫びたくなるくらいの言葉攻めだ。 「ちひろさんのでいきたいです」 なん……だとおおお!! 「はやく……ぬいてください……がまん……できなぁい……」 ビクン、ビクンと身体が小刻みに揺れる碧。 「ん、ん、やあ……いく……」 腰をモジモジさせ、頭を振る碧。 ど、どうしよう、我慢できない!! 僕のおちんちん……限界だあ。 いっちゃう!!ちひろさんを気持ち良くさせたいのに、僕が先にいっちゃう!! 我慢して僕!!! ほんと、ダメな子だ、僕は!! 「ぬいて……」 碧は我慢の限界で、自分の手を後ろへ持っていき、玩具を取り出そうとしたが、つい、奥へ…… 奥の気持ち良い場所へ刺激がきた。 「ひゃう!!」 らめえええ!!!! 碧は、我慢出来ずに射精してしまった。 ぼくのばかあ……!!!

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