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気持ちいい事しません? 3話
◆◆◆◆
恵は星夜をベランダへと連れてきた。
長椅子と小さなテーブルが置けるような広さと、ベランダからは夜景が見える。
「めぐちゃん何?どうしたの?」
どうして急にベランダなのだろうかと不思議そうな顔をする星夜。
「外で気持ち良い事するの……ドキドキするんだろ?」
恵は星夜の身体をトンッと軽く押した。押された星夜は後ろに置いてある長椅子にストンっと座ってしまった。
「気持ちいいこと?」
「ゆうちゃんとしてるような事」
「えっ?セックス?だ、ダメだよ……だって、ゆうちゃん」
その先を言う前に恵に唇を塞がれた。
軽くキスして離れた恵は「ゆうちゃん専門なんだろ?入れないよ」と言う。
「ただ、星夜を気持ち良くするだけだよ……好きだろ?気持ちいいの」
恵は星夜の股間に手を置き、揉む。
「本当に気持ち良いことだけ?」
「そうだよ?俺、嘘付かない」
恵は星夜の耳元で囁くと、手をするりと下着の中へ入れた。
◆◆◆◆
ぎこちない碧からのフェラはなんとも言えないくらいに気持ちがいい。
浴槽の縁に座り、開いた足の間に碧の頭がある。
見下ろすとチュウチュウと吸うような行為。可愛い……そう、思って頭を撫でた。
頭を撫でられた碧が上目遣いで西島を見る。その目は「気持ちいいですか?」と聞いているように見える。
「碧……上手になってきたね」
頭を撫でながら褒めると嬉しそうな瞳になった。
上手だって!!ちひろさんが上手だって!!
碧は嬉しくてたまらない。なんせ、大好き
西島を癒してあげたいと常に思っているから。
気持ちいいんだ、ちひろさん!!
見上げる西島は荒く息を吐いて碧をみている。
見惚れちゃう……ちひろさん、どうしてこんなに色っぽいのかな?
チュウチュウと西島のイチモツを吸いながら見上げていると、次第に「あっ、いく……」と身体をクネクネと動かしだした。
「碧……っ」
西島は碧の名前を呼んで、そのまま彼の口の中に射精した。
ドクンと、口の中に流れてきた温かい液体。碧はそれを吐き出す事もせずにごくんと飲んだ。
「あーおーい!!だめ、飲んだらダメだっていつも言ってるだろ?お腹壊す!!」
西島は慌てて碧の背中をトントンと叩く。
「ほら、吐いて!」
「飲んじゃいましたからでません」
ニコッと微笑む碧。
「不味くないですよ?平気です」
平気だと言われても……でも、あまりダメダメ言うと自分がフェラする時にダメだと断られそうなので、それ以上言わずに言葉を飲み込む。
「気持ち良かったですか?」
目をキラキラさせて聞く碧。
「うん。明日も仕事頑張れそうだ」
碧の頭を撫でる。
「あ、そう言えば斉藤が会いたがってだぞ?」
「えっ?星夜くんが?」
嬉しい顔をしたので、西島はちょっとムッとくる。小さい嫉妬心。
「あいつ、今、元気ないんだよ、早退もしたし」
「えっ?具合悪いんですか?」
心配そうな碧。
「微熱みたいだけど……お見舞のラインでも送ってやると喜ぶんじゃないか?」
「は、はい!!送ります」
碧は素直に応じ、急いで風呂を出る用意をするので、西島はちょっとぴり斉藤にイラッとしてしまった。
小さい可愛いヤキモチ。
碧の友達思いって所も好きだし……まあ、いいか。と一緒に風呂を出た。
◆◆◆◆◆
部屋に戻った佐々木。斉藤が兄の所へ行っているのは知ってはいるけれど、つい、彼を探すようにウロウロとしてしまって、自分で笑った。
どれだけ執着してるのだろう?
体調不良ならば看病してあげたくもあったが、仕事を持ち帰っていたので、まあ……良かったかも知れないと言い聞かせる。
それにやらなきゃいけない事も沢山あるし、彼が居たら出来ない話もある。
佐々木は斉藤に具合は大丈夫か?と体調を気遣うラインを送り、別の誰かに電話をかける。
◆◆◆
「めぐちゃ……」
恵に下着も全て剥ぎ取られ、長椅子で喘ぐ星夜。
「なあ、星夜……アナルには入れないからさ、ベランダの手すりに掴まってよ」
星夜のチンコを擦りながらのお願い。
「えっ?なにするの?」
「素股」
星夜は長椅子から立ち上がるとベランダの手すりに掴まる。
恵は後ろから抱き着き、「ありがとう、優しいよね星夜」と耳元で囁くと星夜の太ももに自分のチンコを挟む。
腰周りに両腕を回し、自分が動かすのと同時に星夜の身体も動かす。
後ろから星夜の袋がつ突かれる。太ももも擦れて気持ちがいい。
次第星夜は自分から腰を振る。
「あん、んっ、めぐちゃ……きもちいい」
「んっ、もっと気持ち良くしてやる」
恵は星夜のチンコを掴むと腰の動きに合わせてしごく。
「ああっ、あーー!!」
激しく腰が揺すぶられ、星夜はベランダで荒々しく声を上げた。
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