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恋の病 5話

「マグロぅ」 諭吉のマグロ雄叫びに斉藤と佐々木は、 「やばっ、ゆきっつあん!マジで言ってる!」 「へえ~、ちゃんとマグロって聞こえる。凄いなあ、ゆきっつあん」 とそれぞれ感心している。 皿にマグロを入れ、床に西島が置くと諭吉は目をギラギラさせて飛びつく。 「マグロうまい」 第一声。 言いやがったよコイツ。と西島は内心ドキドキだった。 あの声は自分にしか聞こえなくて、ノイローゼじゃないかと。 でも、斉藤と佐々木にもちゃんと聞こえているみたいだ。 「凄い!ちゃんとマグロうまいって、すげえ」 「おう、斉藤、動画撮れ!」 諭吉に盛り上がる二人。 西島は諭吉は本当に話すのかな?と考えていた。 諭吉との数々の会話。 俺が発情期とか、 良い匂いするとか、 猫に、発情期とか言われる自分って何だろう? へこむ。 それに諭吉は碧もようやく発情期がきたとか言ってたけど、 発 情 期 ? 佐藤が発情期? それはつまり、誰かに恋をしているって事か? そして、 誰かとセッ………… ぐわっ!俺は何を考えているんだ! さっき斉藤に迫られたから。 斉藤と佐々木は万年発情期だからな。 佐藤は違うだろ! 諭吉で盛り上がる二人をチラ見して、気付かれないように寝室へ向かう。 まだ熟睡中の碧。 スヤスヤ眠る姿に癒やされる。 発情期…… 脳裏にその言葉が浮かび頭を振る。 寝顔をつい、見入る自分に気付くがどうしても目が離せない。 誰に発情しているのか気になる。 つい、手が伸びて碧の頭を撫でてしまう。 子猫の頭を撫でるみたいに。 「んっ…」 ピクリと反応する碧に西島は手を引っ込めた。 でも、寝返りを打っただけ。 暑いのかシーツを無意識にずらす碧。 シャツがめくれたままだから下着が見える。 自分の下着だが碧が履いていると妙に色っぽい。 西島に背を向ける碧の姿は下着がずれたまま。 可愛いお尻が見える。 お尻の割れ目につい、目が行く西島。 あと少しずらせば全貌が現れる。 西島は…手を伸ばすと、下着をずらした。 駄目だって分かっているのに、ずらして現れたのは白いマショマロのように柔らかそうな碧のお尻。 女の子みたいに形が良い。 すべすべな肌。 男の子だと忘れてしまいそうになる。 触りたい衝動にかられ、手を伸ばす。 が、 ふと、我に変える。 うわああぁぁーっ! 何してんだ俺! これじゃあ佐々木と斉藤と変わらない!ド変態じゃないか! 西島は頭を左右に激しく振ると寝室を出てバスルームへと走った。 頭を冷やせ俺! 冷静になれ俺! 心で何度も繰り返す西島であった。 ****** なるほどねえ。 寝室から真っ赤な顔してバスルームへと走って行った西島の後ろをみた佐々木は寝室へと来ていた。 碧の可愛いお尻を見て、何故、西島が真っ赤な顔していたのか理解した。 悩殺されたわけか碧ちゃんに。 佐々木はニヤニヤしながら碧の側に行く。 顔を覗き込むと寝息が聞こえ、熟睡だと分かる。 可愛い寝顔に鼻の下が伸びる佐々木。 西島が見せたくないわけだ。 佐々木は西島の態度に納得している。 それにしても、このズレた下着は西島? そう考えてにやつく。 アイツ、何だかんだ言って碧ちゃん気に入っているからな。 昔から西島を知っている佐々木は西島の好みや、興味ある人に対する態度も知っている。 碧への態度はまさに意識している時の西島。 違う違う!と言い張るのは好きなのを知られたくないからだ。 佐々木に弱みを握られたくないのかもしれない。 佐々木は碧のズレた下着をさらにズラして、うつ伏せ寝にさせた。 「碧ちゃんのお尻、マショマロみたいだね」 佐々木はたまらず指先で触る。 弾力があってすべすべ。 たまんないなあ~碧ちゃん! 碧の細い腰からお尻のラインはロリアダルト女優あおいちゃんよりプリンとして美味しそうだ。 こりゃ西島も脱がしたくなるよな。なんて佐々木も納得。 でも、ここで手を出さないのが西島の悪い所。 「俺が先にいただいちゃうよ西島」 佐々木は碧のお尻の割れ目を指先2本でそっと広げる。
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