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第5話

「んっ……」 その為、疼く体を引きずって寝室へ行きサイドボードから大人の玩具を取り出す。 「はぁッ…ふっ…っ」 愛液と先走りでドロドロに溶けたアナルに、バイブをぐちゅりと埋め込みスイッチを入れたのだが調整を誤り、バイブのスイッチがいきなり強に引き上げられてしまった。 「はあぁぁぁあんっ……やぅ…」 ビクンビクン 爪先に力が入り、下半身が痙攣した。 それでも、バイブを止めることも出来ず発情の熱は治まることは無く何度も頂点に達した。 「はぅっ…はや、く……あぉ、とぉっ……」 蒼斗が居ない寂しさと、Ωである自分への失望で涙が溢れた。 発情期なんて大嫌いだ…早く無くなればいいのに。 バイブの電池が弱まる頃になって、限界を迎えた晴人は意識を手放した。

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