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「ひっ!」 ドゥーガルドの固いモノが股に触れて、思わず悲鳴を上げてしまった。 「……大丈夫だ。入れても大丈夫なようににいっぱい解したんだ。俺はソウシに痛いことはしない」 「いや、当の下半身に全く説得力がねぇから!」 こんなの家庭用車庫にジェット機を突っ込むのと同じことだ。 壊れる……! もしくは、下から真っ二つに裂かれるか……。 想像しただけでゾッと背筋に冷たいものが流れる。 「……そうか。なら仕方がないな」 しゅんと耳を垂らす犬のようにうなだれてドゥーガルドは体を離した。 意外にも理解のいいドゥーガルドにほっと胸をなで下ろした。 しかし、胸のどこかでほんの少し寂しさを覚えてしまったのもまた事実だ。 いや! 寂しさなんか覚えちゃいかんだろ! 俺は活を入れるように頭をブンブンと振った。 「そ、そうそう、こればっかりは仕方ない! あ! そうだ、なんなら俺の手ですっきりさせてやろうか?」 うなだれるドゥーガルドが惨めなのと、ドゥーガルドの気が変わらないための対策として妥協案を提示した。 だが、ドゥーガルドは首を横に振った。 「……その必要はない。だって今からソウシにはちゃんと頑張ってもらうから」 「へ?」 イヤな予感がよぎる間もなく、突然、腕を掴まれるとそのままうつ伏せに押し倒されてしまい、腰のあたりで両手をまとめられ封じられる。 カチン、と冷たい音が耳に届いたと同時に、手首に冷たく固いものが触れた。 「へ?」 あまりにも速く予想外の展開についていけず間抜けな声を漏らしながら後を見ると、手首には手錠がかけられていた。 「ちょっ、ちょっ、ど、どういうことだこれ!?」 生で見たことのない物騒ものに半ばパニックになる。 しかしドゥーガルドの方は落ち着いており、ゆっくりと俺の上に重なるように覆い被さった。 汗ばんだ厚い胸板が、冷や汗が流れる貧相な背中にじっとりと密着する。 「……怖がらなくていい。計画をAからBに移行するだけだ」 「A!? B!? なんだそれ!?」 「……これからソウシが自分から入れてくれとおねだりするように体を躾る」 「はぁ!?」

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