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第127話※

「やぁ……優作……舐めないで……舐めたら変に……変になるからぁっ」  佐奈の訴えは綺麗に無視され、優作は佐奈の乳首に夢中になっている。  強く吸引したり、舌先で突起を潰すように捏ねたりと絡み付いて離れない愛撫が、佐奈の快感を益々と高めていく。 「あぁあ……ゆう……さく」 「はぁ……ごめんな。こっちも苦しいよな」  優作は直ぐに佐奈の制服のズボンを脱がせる。躊躇いなく下着も一緒に佐奈の足首から抜き去り、靴下も丁寧に脱がされた。  完全に勃起している事に恥ずかしさを感じる前に、優作も身につけていたものを全て脱ぎ捨て、お互い一糸纏わぬ姿となった。 「っ……」  優作の全裸を見るのは、何年ぶりだろうか。風呂に最後に一緒に入ったのは、佐奈がまだ小学四年生の頃。最初の一年は仲良く入っていたのに、突然優作に拒まれた時はショックを受けたものだった。  だが今は別の意味で佐奈は衝撃を受けていた。同じ男でもうっとりする程の逞しい肉体美。厚い胸板に、見事な腹筋。下腹部は髪と同じシャンパンゴールドの繁み。  その繁みに聳え立つは、まさに巨木のような雄だった。東洋人とは違い、長さに太さ、色までもがまるで違う。佐奈は唖然と優作の陰部から目を離せずにいた。 「そんなに見られたら、さすがに照れるんだけど」  優作は妖艶さが滲み出るような笑みを見せ、佐奈の額にキスをするが、佐奈はそれどころではなかった。 「ゆ、優作……ごめん、ムリ……」 「ムリ?」  佐奈の太腿を撫でていた優作の手が、困惑気味に止まる。 「だ、だって、そんなの入らないよ!」  涙目で叫ぶ佐奈に、優作はびっくりしたように目を見開く。だが直ぐに優しく目が細められていく。

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