「はぁぁ……マジで佐奈の中、あったかくて気持ちいい……。挿れただけでイキそうだ」 　優作が身体を佐奈へと倒し、キスをねだってくる。佐奈は応えようと顔を上げると、優作は佐奈を見るや青ざめた。 「佐奈、辛いの我慢してるだろ。一旦ぬ──」 「抜かないでくれ！　大丈夫だよ、ちょっとお腹の圧迫感が変な感じだけど、抜いたらイヤだ」 　優作を安心させるように笑顔を見せる。 　実際、優作が動いていないお陰か、内壁は優作に馴染んできている。痛みもあまりない。 「何よりも、こうやって優作と一つに繋がれた事が幸せ過ぎて……胸がいっぱいなんだ」 「あぁ……佐奈、頼むからそんなに可愛い事言うの止めてくれ……煽られると自分を保てなくなる」 「あっ」 　言葉通りに優作のモノがまた少し大きくなった。こんなに大きなモノを咥え込んでおきながら、中ではもっと奥へ誘い込もうと、腸壁が蠢いているのが分かった。 「すごい……絡みついてくる……」 　本当に気持ち良さそうなため息を溢しつつ、優作は佐奈の柔らかな双丘を揉みしだく。 「あ……優作……何かお尻が変……」 「そろそろ動いても良さそうだな……」 　そうこぼした優作は佐奈の項にキスを落とすと、ズルリと一旦際まで抜いていく。 　その感触、ヒリつきに佐奈は高く上げた腰を保てず崩れそうになった。優作はそれを難なく腕一本で受け止めると、雄を一気に奥へと突いてきた。 「ひっあぁぁ！」 　強すぎる刺激に、佐奈は喉元を晒して高く啼いた。 　その悲鳴が苦痛ではなく、快感で上がったものと優作は見極めると、それから動きに容赦がなくなった。 「やぁ……あっ……あぁ」 　ローションをたっぷりと追加されたために、抽挿のたびにグチュグチュとやらしい水音が佐奈の耳に届く。