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第138話※
「ごめん、佐奈。直ぐに佐奈もイカせるから」
「んっ……優……作?」
ズルリと抜け落ちていく肉棒。その感触に佐奈は小さく喘ぐ中、どうしたのかと優作を窺い見る。
優作の雄は全く萎える様子を見せず、浮き出た血管が脈打ってる様まで分かるかのようだ。
ゴムを抜いて新しいゴムを嵌めると、優作は直ぐに佐奈へと覆い被さり、キスを求めてきた。激しいキスを受け止めながら、佐奈の片足は持ち上げられ、再び後孔に大きな雄がグッと挿し込まれた。
「んふっ!? え……優作!?」
「佐奈がまだイッてないから……」
「ダ、ダメ……もうこれ以上されたら本当におかしくなる」
「おかしくなって」
「あぁっ!!」
一旦腰を引いてから叩き込むように奥に突かれ、脳天にまで電流が一気に流れていく。
一度目とは違い、優作には余裕があるため、散々と中を穿たれ、佐奈は声が枯れるほどに啼かされ続けていた。
「あぁ……もう、イク……イキそう」
「いいよ……俺も一緒にイクから……」
優作のモノは長さもあるため、まるで内臓を押し上げられる感覚に襲われる。それが恐怖でしかなかったのに、今やすっかりそれを快感に変えられている。
佐奈の性器からは先走りが溢れ、優作に扱かれるたびに粘着質な音が響くが、もう佐奈の耳には入っていない。
力強い律動に佐奈の身体はベッドの上で揺さぶられ、太い茎は敏感な場所を擦り上げる。
「ゆう……イクっ……あぁぁ」
頭の中も、視界も全てが真っ白になったかのようで、絶頂の快楽たるや経験したことがないもの。佐奈の意識は飛びそうになっていた。
「くっ……」
優作も一拍遅れで達したようで、佐奈に倒れ込むようにして抱き付いてきた。
優作の背中へと腕を回したいのに、思考も身体も快楽の余韻で麻痺状態。動かすことが出来ずにいた。
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