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溺愛×試練 十五
「甘えさせていただきます」
「……う、うむ」
照れちゃって可愛い。
けど後ろの処理は済んでいるとはいえ、ローション的な何かがない。
ローションがなくては絶対に辛いはずだし。
明日のパンケーキ用に作って置いた生クリームが冷蔵庫にあるけど、変態すぎて引かれるかな。今はしないでおこう。
「涼さん、俺は貴方が嫌がることはしないので、嫌なら手を上げてください」
「歯医者さんかよ」
「では、失礼します」
「何を――って」
足を広げて、今から使う後ろの秘部を舌で舐める。
周りをほぐす様に唾液を含ませた舌で舐めて、濡らす。
怯えたようにきゅっと締めてきたので、舌で何度もノックしてからつぷんと侵入させた。
「――っ」
気持ち悪いのか、声を我慢している涼さんが可愛い。
萎えてきた熱芯を握り、上下に擦りながら片手で秘部の周りを撫でて指と指で広げていく。
くちゅくちゅと音が響き度に、涼さんが悶えるのが可愛い。
襞の一つ一つが濡れていくように丁寧に舐めていく。
「りょ、両手をあげてるのになんで止めないんだよ!」
「え」
本当に手を上げてたのかと顔を見ると、涼さんが羞恥で泣き出しそうな顔をしていた。
「きた、汚いから、やめて」
「んんー。でも解さないと痛いし」
「痛くてもいい。……はやく」
鼻がツンと痛くなる。涙からではなく鼻血がでそうなんだ。急いで鼻を抑えた。
危ない。まさか涼さんからおねだりされるとは思わなった。
涼さんは俺を見て、何を思ったのか胸を自分で寄せてきた。
「胸だってないし……同じものが付いてるし、む、無理ならやめよ?」
なんで自信がそんなにないのか。
真っ赤になって体を震わせながらも、熱芯が期待して頭を上げている姿は可愛いのに。
「あのね、涼さん。涼さんみたいに可愛い人に同じものが付いてるって方が興奮するんです」
「は?」
「それに胸も巨乳よりは、大事なのは――感度です」
せっかく寄せてくれたので顔を埋める。上下に擦っていた手の先走りを指先に集めてピンと立っている乳首を摘まむ。
すると可愛い声が上がった。
偶然かと思って左右にくりくり捻ると、『ゃっ』と足を俺に擦りつけながら悶えた。
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