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第5話

我ながらなんてありえない。 いきなり生徒会長に友達になろうなんて言われたら、俺ならドン引きで逃げだす。 「わぁ、じゃあ最初のお友達です! 僕人見知りで…今日はお友達作れなかったんです。 でも、会長さんはなんだか平気だったんです、不思議ですよね」 どうしよう、可愛い。 お友達って、高校生がお友達って…! 「うん、よろしく。俺のことは祐季でいいから。」 「じゃあ、ユウ先輩ですね!」 明日の朝迎えに来る約束をして、俺たちは別れた。 ・ ・ 自室に戻って、ベッドに倒れこんだ。 なんだか都合のいい夢を見てるんじゃないだろうか? 探していた妖精と会って、友達第1号で、ユウ先輩… 「わぁぁぁっ、どうしよう⁉︎」 明日の朝が楽しみすぎて、なかなか寝れなかった。

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