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第7話

麻宮さんの身体を清めて、気怠くなった雰囲気の中で話し出す。 「営業に引っ張りこんだのは僕だけどさ、真面目に仕事して少なからず慕ってくれてんじゃん。でも、何かいつも面白く無さそうな顔して、下ネタで完全にやっちまったって焦ったし上司としても、とうとう軽蔑されたかって絶望したよ。」 「そんな事…。大体、いつも自信満々にしてるじゃないですか。俺に嫌われたからって。」 「解かんない?君の前ではカッコつけたい気持ち…。」 「言わないと、全然解かんないですよ。それより、一回で終わりですか?俺まだ満足出来ないです。」 「若いねぇ…おっさんには無理。でも、今日だけ、付き合うよ。」 うつ伏せになる麻宮さんの真っ白で形のいい尻を撫でながら、俺は囁いた。 「大好きです、蒼甫。もっと貴方の喘ぐ声を聞かせて…。」 本当に生意気…お前が僕の中で喘げ…と、のんびりした声が聴こえてきた。 どんな顔をしてるのか解らなかった。

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