「え……グロくない？俺からするとかなちゃんの、すごいキレイだけど」 「えっ、お、俺のなんて、どうでもよくない？」 かなちゃんは慌てた様子で俺を見上げる。 くそっ、可愛い……！！ 理性がどこかへ飛んでいきそうだ。こんなことしてる時点でアウトだろうとは思うけれど、もう俺の手が勝手に動き始めてしまった。 「んっ」 かなちゃんの先端から滲み出る滴を塗り広げるようにして親指でくるくると円を描く。かなちゃんの腰が逃げるように後ろへ引いた。俺は自身から手を離しかなちゃんの腰をぐっと引き寄せる。 「だーめ。かなちゃん」 「ん……だって……」 すごく濡れてる。先走り汁が止まらない。 「すごいぬるぬる。かなちゃんのはエッチだなぁ」 耳元に吹き込むように、セクハラめいたことを言って、自分もまた自身に手を添えた。ぬめりを広げながら茎を握って上下に扱く。するとかなちゃんはゆらゆらと腰を揺らして、可愛い声を漏らし始めた。 「あっ、あっ、ぁ、んっ」 ちょ、かなちゃん……、オナニーでもこんな声出すの？ 止めどなく漏れる小さい喘ぎ声に、俺の中心も、いつもより早く昇り詰める。 あまりに可愛いので扱く手にも気合が入る。優しくソフトに握りつつ、しかし素早く。 どちらからともなく、くちゅくちゅと濡れた音がして、それもまた興奮材料の一つになった。 「けぇた、でそう……っ、んっ、あ……」 「もう？イきそう？」 早いな。あまり普段いじらないのかな。刺激に慣れてないとか？ でもそれすら可愛いとか思ってしまう俺はやっぱり変態なんだろう。 「あっ、は、んっ、ぁ」 喘ぎながらかなちゃんがこくこくと首を縦に振った。 かなちゃんが身体も顔もピンクにして、目をとろんと潤ませて唇を半分開いてる。 すごいエロイ。なんなの一体。何事！？かなちゃんって魔性系だった？ やばい。本当にやばい。俺の初体験、そう、中二の時の春香ちゃんとの初エッチの時の何倍も興奮する。いや、俺の初体験などどうでもいい。かなちゃんがエロい顔してフィニッシュを迎えそうだ。これは大事だ！！