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第88話

それにしたって、指と麺棒とでは尻に入れる太さとしては天と地ほど違わないか? 指が入ったとしても……。 もやもやーん、と俺の脳内でかなちゃん妄想劇場が開幕する。 かなちゃんの苦痛を和らげるためにありったけのローションをかなちゃんの尻に垂らして、まずは指で解してやる。 ピンクの蕾に指を入れて(指はすんなり入る) ピストン運動。 「あっ、あっ、あんっ、あんっ」 かなちゃんはゆらゆらと尻を揺らしてそれはそれは可愛くいやらしく喘ぐだろう。 そうそう、尻の入り口付近に前立腺というやつが触れるんだっけ。 そこを掠めつつ、指を増やして穴を少しずつ広げていく。 でも既にかなちゃんの尻はきゅうきゅうで俺の指3本入ればいいところだろう。 あ、いや待てよ。 指3本も入れば麺棒いけんじゃね? 指を中で広げたりして、更に解す。 ローション追加。 「かなちゃん、太いのいくよ」 くぽんっと指を抜いて緩んだ穴に、麺棒をゆっくり挿入!! 「あぁっ!……あ、んっ、けぇたっ、苦しいっ、お腹いっぱぃ……あぁんっ」 四つん這いで腰を反らすかなちゃんの白い丸小尻にキツキツで突き刺さる麺棒……エロい! さらにお手製バイブのスイッチオン!! 「……ぃた、啓太!どうしたの?ぼーっとして。具合悪い?大丈夫?」 はっ!! かなちゃんの声で現実に引き戻され、俺はかなちゃんに向き合う。 俺はかなちゃんの両肩をがっちり掴んで麺棒挿入の提案に乗っかった。 「それ、やってみよう!!かなちゃん、ローションある?」 「え?ローション?」 ないんかい! 「あー、えっと、潤滑剤的な。今までかなちゃん指でオナニーするとき、指滑らせる為に何使ってたの?ほら、お尻じゃ女の子みたいに濡れないし」 「あぁ、そういうこと!それならワセリンを使ってたんだけど、そうだよね必要だよね。啓太といちゃいちゃできて舞い上がってた」 えへへとかなちゃんが笑った。 ……天使か!! 「そのワセリンはどこにあるの?」 「薬箱の中。時々ここに母さんくるから、滅多なものは置いておけなくて。バイブも欲しかったけど見つかったら何言われるかわかんないし、だったら自分で作って大学の授業で使うんだって説明すれば誤魔化せるかなって思ってさ」 そう言いながらカナちゃんが立ち上がり薬箱の置いてあるテレビの横の小棚へ向かう。 「そっか。かなちゃんロボット工学、勉強してるんだもんね」 「うん」 かなちゃんは股間を膨らませながらにっこり笑う。 何だか心配になってきた。 「かなちゃん、大学に変なやつとかいない?大丈夫?」 「え?」

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