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第21話

押し倒してきた昴は唇を貪るように口付けて来た。 最初にキスしてきたよりも激しく今まで我慢してたのが爆発したかのようだ。 「ん……」 「好きだ……好き…莉羽……」 「ん…すば……る……好き…」 この口から吐き出される好きだと言う言葉が本心なのか分からない。 けど今自分は幸せを感じている。 そして昴が莉羽の服を捲る。 「服持ってて、汚したくないだろう?」 言われた通り捲った服を持つといい子と言いながら莉羽の下の衣服を膝下まで脱がせるから外気に晒されピクリと反応してしまう。 そんな様子に彼はクスリと笑い自分のポケットから何やらガサガサと取り出しそれを莉羽の反りたったソレにはめる。 「何?」 「コンドーム、こんな場所だからな。 それに俺も結構きてるしあんまり優しくはしてやれない。」 昴は指を莉羽の口の中に突っ込み唾液でドロドロになった指を口から引き出すと次は後ろへと挿入していく。 「あ…ん………」 暫く解した後コンドームを装着した自らのを莉羽の中へ挿入してきた。 「ああ…ぁ………はぁ……」 昴はごめんと呟くと激しい律動を開始した。 「あっ……あっ……ん…ああっ……」 「莉羽…好き……愛してる……」 「あっ…んぁ……ああ……」 莉羽はその激しい情事に理性が吹き飛んだかのように喘いでいてこれでは表に声が漏れてしまうと昴は莉羽にキスをし口を塞いだ。 「あ…イ…イっ……ちゃ……」 「イって……俺も出すから……」 「ああ…ああぁぁ……ん………」 莉羽がイった後昴も精を吐き出した。 そして昴は好きだと莉羽の額にそっと口付ける。

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