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第35話

「優里上がった。」 「ん、じゃあベッド行っててよ。 明日はどうせ休みだしいいでしょ?」 「え……う…ん……」 優里はシャワー行ってくるね~と莉羽の頭をくしゃくしゃと撫で風呂に行った。 莉羽は優里の言う通りベッドで持つことにした。 けれど時計の針は既に深夜の1時を指している。 流石に眠くなって優里のベッドで眠ってしまった。 誰かの声が聞こえる___ 『どうして貴方はそんな嘘つくの?』 『ちが………嘘じゃない………』 女の人が 何か怒鳴ってる。 この女の人は誰?……… ああそうだ、あの人は 『邪魔なのよ!!』 そうその人の声が頭に響きここでぷつっと目の前が真っ暗になって目を開ける。 どうやら夢を見ていたようだ。 とても懐かしい夢だけどとても嫌な夢。 だがここでふと気づいた。 下半身に何か違和感があると…… でも気持ちいい。 「ん……はぁ…あっ……」 そしてググッと突き上げられる感覚の後の脱力感。 目が冴えてきて見えたのは莉羽の上に跨がる裸の優里の姿だった。 「ゆ…り……?」 「あ、起きた?」 「何して……」 「だって莉羽寝ちゃってるんだもん。 折角ヤるつもりで連れてきたのに勿体ないでしょ?」 優里は莉羽が寝ていても構わず中へ彼のその逸物を突っ込んでいる。 普通だったら怒るんだろうが今は優里がいることに凄く安心した。 「優里……」 先程見た夢を思い出して優里に抱きついた。 「………なんか知んないけど怖い夢でも見た?」 「ん……ねぇ抱いて? いっぱいメチャクチャにして?」 「いいよ……」 優里はそれ以上詳しくは聞かず莉羽の望み通り 激しく中を突いてきた。 この時だけは色んな不安が消えてくれた。

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